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19 〜念願のステータス〜

ライカのキャラがぶれまくっているような…

まぁ私もリアルではこんな感じですし(運動技能を除く)。おかしくないですよね?

妄想して何が悪い!

え?顔が緩んでる?ちょっと!見ないで!

というわけで18話です。

冒険者って武具の代金よりも宿代の方がかかるんじゃないだろうか。

そんなことを思ったがそうでもないらしい。

金貨一枚って円ならどれくらいの価値なのか気になったがそもそもこの世界の相場がわからないのでよくわからない。


ちなみに銅貨10枚で大銅貨。大銅貨5枚で銀貨。銀貨10枚で大銀貨。大銀貨5枚で金貨。

金貨50枚で大金貨。その上が白金貨だそうだ。

さらにその上には大白金貨や聖金貨など多分一生お目にかからないだろうものまであるらしい。


ちなみに焼き鳥は五串で大銅貨2枚だった。

コンビニの焼き鳥が一串大体100円だったから銅貨一枚25円…微妙だ。

銀貨は大体1000円。金貨は5万円…

あれ?ぼったくり?

店の人に聞いてみたら預かっているつもりだったそうだ。

確かに宿屋に600万もかかるとは思えない。

本当のお値段は金貨20枚ほどだそうで。


ちなみに冒険者が宿にお金を預けることは珍しくないことだそうで、それ故にいい宿は少し高めなんだそうだ。


日本の宿と比べるととても安いと思うんだけどなぁ。


一泊で60万とか頭おかしいんじゃないかと思うわけですよ。


でも預けているお金を今全部引き出すのは迷惑がかかりそうなのでこの宿を出るときに返してもらうことにする。


今日は神殿に行くことにする。

どうやらこの世界にはステータスというシステムがあるらしくそのおかげで冒険者ができるらしい。

そして神殿はそのステータスの更新が出来る唯一の場所だそうだ。もちろんステータスを貰うのも神殿だ。


あの神様(クライブ)向こうのゲーム気に入ったんだな。


ちなみにステータスは加護の一種だが神に気に入られなくても貰うことが出来る。

まぁきっとめんどくさいから神殿にこれるような人ならオッケーにしてるんだろうね。


宿屋の主人に『ところでステータスは何レベですか?スキルは何をどのレベルまで?』と聞かれて、ゲームかよ!って思ったけど確認することもできないので『そういうのは個人的に教えたくないのですが』と言ってはぐらかすと『それが普通ですよ。できれば知りたいなぁくらいの気持ちですから』と言われた。

もしステータスを先にとってたら暴露していた。危なかった。


そんなわけで神殿に到着。

普通に長椅子が何脚も並んでいる感じのシンプルな教会だ。

普通に結婚式とかやりそうな感じの。


神父さんやシスターが掃除をしているので話しかける。

あっ神父さんが左手の薬指に指輪をはめている。

牧師さんと呼び名を改めないと。

カトリックじゃなくてプロテスタントなんだなぁと思っているとシスターに話しかけられた。


「お祈りですか?」

どっちかというと食堂のおばちゃんみたいな顔をしているがその方が親近感がわく。

というより武器持ち込んでいいのかなぁ。

とりあえず

「はい、そうです。」

と答えると

「最近ステータス更新のためだけに使う人が増えてて悲しいことです。あなたのように信仰がある人はきっと主神のクライド様も守ってくださるでしょう」

と言われた。


なるほどどうやらクライブの名前は間違って伝わっていたらしい。

まぁ正すのも変だから放置だね。


長椅子に座りお祈りをする。

『クライブ名前間違えられてかわいそう』と思いながら


『本当に嘆かわしいことだよ!2000年くらい間違えられてるんだよ!』というクライブの叫びと共に頭の中に〈ステータスの加護を取得しました〉と音声が流れた。


わぁ、それは傷つくね。


無事にステータスを取得できたので「ステータス」と小声で唱える


テンプレだとありえないくらい高いんだけどどうなのかなぁ


自己認識と同じような半透明のパネルには名前とレベルそしてスキルとスキルのレベルが載っていた。


レベルは1。まぁそうですよね。名前の欄にはライカとなっていたが今はイーストライトなので名前の欄を偽装したいと念じると変わった。

スキルの欄は


剣の理レベル5とか魔法の理(火)レベル3などと大体100種類くらいあった。


一番レベルが高かったのが


刀の理レベル12


ちょっと魔法も普通の剣もサボりすぎたようだ


平均的には大体レベル6という感じだ


でも名前がなぜ剣の理なのか…こういうのをラノベだと鑑定できるんだけどなぁと思って鑑定と文字に向かって呟くと説明が出てきた


剣の理


スキル 剣 の二段階上位のスキル

スキル 剣術の一段階上位のスキル


である剣系統最高のスキル。



と書いてあった。


もしかして『〜の理(ホニャララのことわり)』シリーズは最高位のスキルなのでは?と思ったが、やっぱりそうだった。


私は『の理』の部分だけを隠した。それに加えてレベルを大体三分の二の表記にした。

これでステータスを見ることができるような人に会っても怪しまれないだろう。


フェル達も祈っていたのでどんな感じなのか聞くとやはりレベルは1だった。

スキルは『術』シリーズでレベルは5くらいだそうだ。


やっぱり『術』シリーズに書き換えておく。

戦闘の後に聞かれたら困るし。


そして私は帰る途中に貴族街と言われるところを見物しようと思ったのだがそこには壁があった。


魔術耐性アップ、耐久性アップ、物理耐性アップこれだけの仕組みが入れられている良い壁だ。

高さは大体15メートル。上はネズミ返しのように少しだけ反っている。


どうやら一般人が入れるところではないとわかったので、孤児院に向かって歩く。


一応場所を知っておきたかったし。



そうやって歩いていくと少し離れた裏路地の方から


「離してよ!」と少し高めの声が聞こえた。


別に無視しても良かったのに私は無視しなかった。まぁ助けれるなら助けたいし。大体1キロ半進んだ裏路地に30秒ほどでたどり着く。もちろん足音は消している。隠形の理レベル5は伊達ではない。


そこには1人の男の子とゲスそうな6人の男がいた


「ちょっと!離してよ!」

「まぁいいじゃねぇかガキ!」


無抵抗な男の子は手を掴まれている。

無抵抗な、といったのは男の子が非力すぎて抵抗が意味をなしていないからだ

それにしても男はかなり強めに腕を握っているらしい。あれじゃ痣になるだろうに。

男の子をよく見ると、金髪の髪はツヤツヤで服はいい生地を使っているし顔もかなり整っている。肌は白くて少し耳が尖っているのが特徴的だ。

多分生まれがいいのだろう。こんな可愛いショ…ゲフンゲフン、男の子に手を出そうとするとは…相当にマニアックなご趣味をお持ちのようですね。こんな奴らと仲良くはしたくないな。私としてはYES○○NOタッチが好ましい。


ちなみにフェル達は取り囲むように周りの屋根の上に登っている。

ここは私がどうにかしたいのでフェル達の手を借りたいとは思わない。


ゲスそうな男達は剣を持った奴が2人、短槍を持った奴とナイフを持った奴、あと弓持った奴と杖を持った奴が1人づつ。

バランスがいいので冒険者のパーティだろう。

気絶させてギルドにどうにかしてもらおう。


「ほらいくぞ?お前は裏ギルドの俺たちにとって大事だからな」


裏ギルドね…予定変更。私が直々にしばいてやろう。

ギルドにしばいてもらえないなら自分でしばくしか方法がない。


スキル 手加減の理 は持ってないんだ、死ぬなよ?


私は“普通に”歩いていって男の子の手を掴んでいる奴の腰あたりを叩く。


「うおっ、なんだガキか。驚かせるんじゃ…ん?お前なかなかいい服着てるじゃねぇか。ちょっとこっちに来い」


周りの野郎達もニタニタといやらしい笑い方をしている。

何がそんなに面白いのだろう。

こんなに弱い男の子をいじめるなんて。


「その子の手を離しなさい」


私はそういった。すると男が金髪の男の子の腕を離した。男の子は怯えきっていて動けそうにない。

私はレイさんに『回収』と指示を出す。


その男は剣を鞘から抜いてこちらに向けた。仲間達も同じように武器を向けてきた。

一応男達を鑑定してみた。


すると全員に殺人という文字が出てきた。他にも強制猥褻(わいせつ)やら強姦(ごうかん)やら強盗など、どうやらかなりの悪らしい。


腕の二本か脚の二本は諦めてね?


男は言った。

「痛い思いをしたくなかったらを服を全部脱いでその変な仮面を捨てて頭を地面につけるんだな。まぁそれでもお前は死ぬんだけどな!」


男は切り掛かってきた。

そうなれば男達は当然、一瞬ではあるが金髪の子からの気を逸らす。

そしてレイさんが気配を遮断しつつ高速で接近して男の子を抱えて退散する。

レイさんは仕事を成し遂げてくれた。

さすが頼りになる、ミーシャとは違って。


ミーシャがなぜかあたりをキョロキョロと見回している。誰も噂なんてシテマセンヨ。


話は変わるんだが今日は戦闘の予定はなかったので普段使っている1号と2号はちょっとフェルに貸し出し中だ。

フェルは私と同じことができるようになりたいんだそうだ。

そんなことをするなら料理の腕を磨いてほしいが。


そんなわけで今の私は丸腰だけど服はいいのを着ている仮面を被ったガキという印象だろうな


男が甘い構えから剣を突き出す。


というかフェル達がこっちみてるのが気になるなぁ。

あと男の子もこっちをみて何か言っている。


えっと…スプラッタはダメだよね。


「召喚 カミカゼ カクレバ」


左手に無限収納のこやしとなっていたカミカゼを呼び出す。

腰の位置にカクレバを呼び出す。


別に言わなくても呼び出すことはできるけど言った方がかっこいいのでそうした。


それにしても男の突きは本当に酷い。

体重は中途半端に乗ってるし、足が少し付いてきていない。あと体幹も少し曲がってる、こんなのじゃあ横から少し力を入れるだけで逸らすことができる。男が剣にマナを込めているが剣にマナを込めたって基本ができてなきゃ意味がない。


本当なら横に弾くところだけど…


みんなが見てるからそれじゃ面白くないよね


男の突きが私の前40センチのところまで来た時に私はカミカゼを抜き放つ


いわゆる抜刀術だ。


世界から音が消える。


一閃


男の剣は根元から真っ二つになった。


視界から色が消える。


もう一閃


男の腕の肘から先が両方なくなる。


私の中の感覚が研ぎ澄まされる。


さらに一閃


男の髪の毛を全て刈り取る。


そして相手の後ろで残心。

音と色と感覚が元どおりになる。


戦って思ったんだけどゲインさんと比べると弱すぎるな。

そういえば最近ゲインさんとやってないなぁ。

まぁ妄想の中で戦ってるんだけど。


私は男を殺してはいない。綺麗に切り口を焼いておいたから出血も少ないはずだ。炭化してないといいけど。


そうして一拍おくと男達は動き出す。


「腕が、俺の腕が!熱い!熱いぃいい!」

腕を切られた男が叫ぶ。

「な、なんなんだよっ!お前!」

「おい!あのガキがいなくなってるぞ!」

杖を持った奴がいち早くそれに気づく。

「知るか!逃げるわけにはいかねぇからとりあえずやるぞ!一人で行ったからああなったんだ5人で行けばどうにかなる!」

短槍を持った奴は馬鹿なようだ。

「つーかあの剣なんなんだよ、あいつやばすぎるぞ…」

カミカゼは私もやばいと思うよ。あと剣じゃなくて刀だからね。


そして、ぐちぐち言いながらも男達は襲ってくる。


私は両腕を切り落とした男を邪魔なので蹴り飛ばして邪魔にならないようにしておく。


犯罪者は裁かれるべきだ。

優しく賢い人ならば報われるべきだ。

まじめに勤勉に暮らしているだけならふつうの暮らしを享受し続けることができるはずだ。


私に裁く権利なんてないけどこれは私がやりたいと思うからやる。

これが私にとっての正義だ。

ただの偽善だし私の主観だから本当の正義なんかじゃないけど。


白いオーラを漂わせるカミカゼを構えて私は宣言する。


「では、いきます。」


だって女性を性的に襲った奴を許すわけにはいかないでしょう。

尊厳を傷つけるなんてサイテー!

乙女達の怒りを喰らうがよい!

それにしても戦闘シーンって描写が無理。

まぁだから私TUEEEEE物なんですけど。


ちなみに宿の人はぼったくる気ではなく、冗談で大金を要求したら本当に大金が出てきてあたふたしてるうちに伝え損ねた感じです。



神殿じゃなくて教会じゃねぇか!と思った方。

その通りです。

ドラ○エの教会とかあんな感じをイメージしていただければ。

最近だと9を一番やりこみましたね。

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