主要人物紹介(ネタバレあり)
少しネタバレを含んでおります。
ネタバレが嫌な方はPrologueからお読みください。
ルシエ・ジャンク
本作の主人公 。予言によって、英雄の一人に選ばれる。彼女が幼い時に、闇に飲まれた父親を助ける為に、事の発端アルカディアを目指す。差別される自分の赤髪を忌み嫌っている。人体は切れないが、どんな物にも壊されない、魔法を吸収する魔法剣ガイアを持つ。剣技に於いて無敗の英雄にあたる。
リュウ・アレクセイ
主人公の一人。彼もまた英雄に選ばれる。ウェドニア国王として、世界の平穏を目指す。正義感の強い者であるが、時々心の闇も垣間見える。どんな生物にも姿形を変えられる能力を持つ。両目の色が違うオッドアイであり、脳の負担を減らしたり、正体がばれないようにする為、隠している。唯一無二の統率力を持つ英雄にあたる。
ジン・ナスル
英雄に選ばれた一人。自らの罪を償う為に、自ら盲目になる。性格は陽気で、それが行き過ぎてルシエに怒られる事もしばしば。散乱銃の扱いを得意としており、一度放った弾の時間を魔法で止め、それに当てる事によって加速を付加するという離れ業を持つ。如何なる物でも撃ち抜く射撃の英雄にあたる。
ドロシー・イスアーク
英雄に選ばれた一人。リュウ曰く、フラキエスに居るという。リュウはこの人物と不仲ではあるらしい。四人の英雄のうち、残る席の、乗馬に長け、特別な魔法を扱う英雄にあたると考えられる。
ティーゼル・ホワイト&ティエリ・ホワイト
リュウに対する恩義の為、旅に同行する双子。とても幼く、足手纏いとして扱われる事も少なくない。しかしルシエ曰く可能性に満ちている。旅のメンバーであるのに、英雄に選ばれていない疑問が残っている。
ユリウル・マルク
邪悪の権化、アルカディアの皇帝。まだ余り語られていなく、わかっている情報は少ない。
ジャッカル
色々な人が口に出す、謎に満ちた存在。リュウの恩人であり、アルカディア7幹部の一人であるらしい。
レイオス
ジャッカルと同じくアルカディア7幹部の一人。影を踏む事によって、影を操る能力を持つ。影を尖らせると人間を切る事も可能。影の暗殺者レイオスという異名も持つ。
アルフレッド
アルカディア7幹部の一人。多彩な爆弾を操る。また幻影を見せる魔法を得意としており、幻影のアルフレッドという異名を持つ。
マッシュ・ムータ
水の都スターリアの市帝。ジャンク家について知っている、数少ない人間のようだ。
フェルディナンド
アプエスタールの皇帝。カシーノ・スエールテを営んでおり、そこに居座る。指使いが繊細で、カシーノ・スエールテ最強のディーラーでもある。
アル・マドル
カシーノ・スエールテのディーラーの一人。途轍もない幸運の持ち主で、ブラックジャックにおいて苦戦を強いられた。
ドラキュール
氷のドラキュールと呼ばれる凄腕の剣士。老いぼれではあるが、今もその腕は衰えることを知らない。