ドリームインザポリス
僕は気がつけば見知らぬ女性を追いかけていた。
銀髪のツインテールの美人を。
その人は、水瓶を持っていて、時々クスクスと笑いながら妖精のようにヒュンヒュンと飛び回っている。
どうしてもこの子を捕まえなきゃ・・・!
ピピピピッピピピピッ
あれ・・・??夢??
全く作者もベタなシーンを描写してくれたもんだ。
おい、そこの腐りかけのもやし!
は?ダレのことだ?
お前だよ、お前!
俺!??
ってかこの声は・・・、宇宙人?!
逃げろー!
走っても身をよじっても奴は追いかけてくる。
待て!アクエリアス様の命令だ!何がなんでも捕まえる!
空飛ぶ円盤に乗って、サイレンを鳴らしながら、まだまだ追ってくる。
(待てよ、どこか店に入ればさすがに入って来れないだろう。
あ!本屋だ!
さすがに元陸上部には勝てまい。
僕ってあったまいー!)
いや、バカだ。絶対、円盤の方が早いに決まってるのに。