プロローグ
今回初めて小説を書いたので誤字脱字があるかもしれませんがご了承ください
「つまらない人生だった」
俺の人生を一言で言うならこれほど適した言葉はないと言えるだろう。
そう理由はなんであれ俺はそう思いながら死んでいった
俺の名前は 「如月 大翔」 (きさらぎ ひろと) 16歳
どこにでもいる何の変哲もない高校一年生だ、学力は結構いいほうだが顔は中の上どんなに高く見積もっても上の下ぐらいがいいところだ
高校は家から徒歩20分と割と近い方だろう部活もこれといってやっているわけではない、部活なんかも」やっておけばよかったのだが、今更何を言っても遅いわけである
あ! 最初にどこにでもいる何の変哲もない高校生とか言ったけどあれはうそだ。いや、価値観の相違と言った方が正しいだろう。俺にとってはそれが普通であり当たり前であったことが他人から見たらちょとばかし異常だったというだけのことである。
そんなちょとばかし異常な俺の人生について少し話しておこう。
俺の家は父親と母親と妹と俺を合わせた4人家族だった父親と母親は親バカでものすごく俺と妹に優しかった。妹もけっこうなブラコンで中も相当良かった。
ここまでは本当にどこにでもありそうな一般的な家庭であると言えるだろう。まあ、幸せな時間などそう長く続くものではないということだろう。俺の両親はそこそこ名の知れた会社の社長だった。
そこそこ名の知れた会社というのは普通に営業しているだけでも、恨みの一つや二つはどんななに真面目に仕事をしていても買ってしまうものだ
だがそんな数ある怨みがあんな事件を起こしたのも事実だろう。
それは俺が10歳になったばかりの時の出来事である、その日は朝からずっと激しい雨が降り続いていたこんな雨の日は何かいやなことがありそうだなと思いながらも俺は学校に行った、学校では特に何も起こらなかった俺は学校が終わった時点でまあ、そんな感みたいなものがそうそう当たる訳がないと思い安心しきっていた。でもそうではなかった家に帰ると家のドアが半開きになっていた俺はなぜだかものすごくいやな感じがした、いつもはしっかりとカギまでかけてあり、そんなことはないはずなのに俺はいやな感じがしながらも半開きのドアをさらに開け家に入った、家に入っると、やけに鼻につく異様なプンとした嫌なニオイがした俺はおそるおそるリビングに近づいてった………
俺がそこでみたものは血の海だリビング一面真っ赤な血で染まっていたその血は言うまでもなく俺の家族のものだった、両親も妹もかろうじてわかる程度でほとんど原形を留めていず酷たらしいものだった
俺は絶望した、その場でひざを突き泣き叫んだ、ひたすら泣き叫んだ声が枯れ、出なくなるまで………
しばらくすると息が切れ頭が痛くなりひどく視界がぼやけてきたそして俺は倒れたもう何も考えられずに暗闇の中に溶けていくことしかできなかった。
これから女の子も出していき明るくしていきたいと思っていますのでよろしくお願いします、あと主人公のチート化はもう少し先になりなす