表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/33

2章 1年生です。

桜満開のこの季節がやってきました!!

そう春です。


そして、私は今日小学生になりました!


ただ今入学式まっただ中です。

さすが我が家は社長業ナンバー3なだけあってお金持ちの私立学校です。

しかも、高校までのエスカレーター式です。


でも、こんなところに入学するなら普通は…試験とかありますよね?

私全然そんなの受けた記憶ないんですが?

いつの間にか制服が届いてあって先週これを来て学校に行くのだと教えられただけです。



保育園は普通の所だったので…小学校も普通の所だと思っていました(汗)


皆、小学生だというのに賢そうです。


そろそろ、理事長の挨拶が始まりますね…

あれ?あの方は…

先週おじいさまのお友達だという方にお会いしましたが…

そっくりなんですが…まさか…お会いしただけで合格なんてなるわけないですよね?

まさか…私って裏入学なのでしょうか?



それからは、色々な注意自業や偉い方の挨拶がありましたが…

頭に入ってはきまんでした。




「………ねぇ………キミ!!!」


「…ふぇ?」

(はい?だれか私を呼びましたか?)


「キミ!!入学式は終わったよ?早く教室に行かなきゃ!!先生に怒られるよ!?」


「え?いつに間に終わったんですか?」


「キミが百面相しているあいだにね。」


「(百面相なんてずいぶん難しい言葉しってるな~。)

すみません!!では、教室にいきましょう!!」


「じゃ、行こうか!!嵯峨家の御嬢さん!」


「え?名前…なんで知ってるんですか?」


「キミばかだろう?本当に試験合格したのかい?ほらそれ…」

そう言って私の制服のに付いてる名札を指さす。


「あ。」


「ほら、いい加減おいていくよ!!」


「ま…まてくださ~い。」


こうして、慌ただしくも小学1年生になった1日が過ぎていきました。



ちなみに私に声をかけてくれたのは…


安部アベノ 龍聖リュウセイくん


苗字で解るとうりアノ安倍晴明あべのせいめいの子孫らしい。

つやつやした美しい黒髪でイケメン君だ…!!

すでに、クラスの女子の人気者になっていた。



そんな、彼と一緒に遅れて入ってきてだいぶ睨まれたが…自己紹介の時

嵯峨の名前をだしたら皆大人しくなった。


こんな年でももう縦社会なんだな~。と実感してしまった。





そんな濃い一日をへて、我が家に帰るとみんなから

入学祝いが部屋にとどいていた。


みなさんは、入学祝い何をもらいましたか?


勉強机?勉強道具?ランドセル?おこずかい?


色々ありますよね?


だがしかし…


こんなもの貰った方いらっしゃいますか?

拳銃2丁・薙刀・現ナマ1000万・帝王学の教材などなど……



まあ帝王学はまだ…いい。

うん、許せる…。

現ナマもちょっと多いおこずかいだよね?

しかし…拳銃2丁と薙刀は何?

私にどうしろと?


「あら?麻奈ちゃん。帰ってたのね?」

「かあさま!!良い所に!!これなんですか!?」

「何って!?皆からの入学祝いじゃな?」

「普通の子は拳銃なんてもらいませんよ?」

「あらあら?麻奈ちゃん。家は普通じゃないでしょう?」

「……そうでした。」

「ちなみに、その拳銃は昔私が使っていたお古ですからね?

そして明日からみんながプレゼントしたお稽古が始まります。

良いですね麻奈ちゃん。」

「お稽古ですか…。(ってか、拳銃贈ったのははさまなの?)」

「ええそうです。薙刀はおばさまから本はおじいさまからお金はおとうさまからですよ。」

「お金なんて…何の稽古に使うんですか…」

「明日からやればわかりますよ。クスクス」

「わかしました。明日から宜しくお願いします。」



こうして、学校が終わったらお稽古ごとの毎日に奮闘していく麻奈でした。









評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ