2章 我が家はやはり…。
今日は、先日出来た(赤裸々)写真をおじぃさまとおばぁさまにお届けに
母屋まできています…。何の罰ゲームでしょうか?
赤裸々写真およびデーターを抹消を目標に掲げている私自らお届けにいかなきゃならないなんて…。
今日は厄日です。
しかし、いつまでもウジウジしてられません!!
初の母屋のお宅訪問です。
何やら今までは危ないからと行けませんでしたが、今日はとうさまも一緒なので大丈夫です。
ちなみにとうさまと会うのは2か月ぶりでしょうか?
いつも、和風イケメンのとうさまが…今朝会うとヨレヨレスーツだったので一瞬誰か判らず「お客様ですか?」と言いてしまってとうさまを泣かせてしまったのは記憶に新しいです…。
(後ろにいた田中さんは判ったのに、いゃー失敗!!失敗!!)
はっ!?まさか父親だと判らなかった腹いせにこんな罰ゲームを受けているのでしょうか?
はあー本当に厄日ですね…。
なんて思っていると母屋の玄関先まで着いていました。
「麻奈!!少しびっくりするかもしれないけど…泣いちゃだめだよ?」
(ん?じいさまとばあさまのお家訪問ですよね?
他に泣くようなものでもあるのでしょうか?犬?は大丈夫です…むしろどんとこいです。)
「はい…?わかりました?」
「じゃ…いくよ?」
そう言ってとうさまが玄関の扉を開いた瞬間……
「「「「若!!!!お嬢いらっしゃいませ!!!!」」」」
(なんとういことでしょう……扉お開けるとそこは……ヤが付く映画でで出来そうな方々が私たちを迎えて下さっているではありませんか……)
「はっはははは…」麻奈はあまりの迫力にしばしボー然となっていた。
「まっ麻奈!?大丈夫かい?ビックリしたかい?」とうさまが優しく聞いてくれますが…今はそれどころではありません…。
(おじいさま堅気ぽくないとは思ってはいましたが…どストライクでしたか…。)
「おうおう。そんなに大きい声で迎えるんじゃねェ!!麻奈がビックリしてるじゃね~か!!」
「「「「す、すいやさん!!親仁!!お嬢も、申し訳ありません!!」」」」
「ねェ!?君たち…今親仁が言った意味理解できなかったのかい?
麻奈が…ビックリするから…大きい声は止めろって言われた所だろ?」
(あ?あれ?私の隣からドスが効いた声が聞こえるんですが…
私の隣にいるのは…とうさまですよね!?しかもこのオーラなんだか懐かしい気がします。)
言われた方々は…小さく「「「ひっ!!!」」」と叫び…蜘蛛の子を散らしたみたいに居なくなってしまいました…。
「あちゃ~。麻奈悪かったな?大丈夫か?」
「(あっそうでした。)はっハイ。大丈夫です。少しビックリしただけですから…」
「親仁…。彼らの教育なってないんじゃないですか?」
(とうさま!!まだキレてらっしやるんですか?)
「とうさま!!私ならだいじょうぶです!!」ほらね?といいおニューのワンピース姿でくるっと一回りしてもう大丈夫だとアピールする…。
「麻奈は優しいね…。でもあいつらは後で絞まる…」
(とうさま…声のトーンは戻ったみたいですが…後ろの方は聞かなかった事にしましょう…。)
「おっおじいさま!!写真が出来たので見てください!!」
そういってその場を治めたのだった…。
(厄日すぎます…)
後日、大量のけが人がちらほらみえたが……私のせいでしょうか?
今日も読んでいただきありがとうございます。