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0章 トリップではなく、転生しました。

(トリップ…それは素敵な魔法の言葉~♪

あぁ、それにしてもさっきから周りが煩いですね。まだ眠いのに…。っまさか!!もう着いているのでしょうか?ならば、人が倒れていたらそれは皆さんびっくりされますよね?はぃ!!はいちゃんと生きてますょ~。)


「だ~ぁ!!だ~ぁ!!」(あれ?どこかに赤ん坊でも居るのでしょうか?)


「あら?急に泣いてどうしたの?」


「(凄い和風美人さんです~。)あぶぅ~。」


「あら、ご機嫌ねぇ~ヨシヨシ…。」

(あれ?私和風美人さんに抱っこされています?どんな怪力なんですか~!!あれ?手がちっちゃいまさか赤ん坊って私?)


「はぃ。はぃ。暴れないでねんねしましょうね。」

(そんなにポンポンと背中叩かれたら…眠くなっちゃ…う。)


「クス、可愛いい。それにしても泣くなんて珍しいわ。いつもは、愚図ったりしないのに…さぁ、早くこの子の服仕上げなきゃ…良い夢を見てね。」


(まさか…私が赤ん坊なんて…白さん(ハク)話が違いますよ。これじゃ転生じゃないですか!!)

なんて。事を重たくなるマブタに抵抗もできるわけも無く簡単に私の思考はシャットアウトされた。






◇◇◇◇◇◇◇


皆さん、こちらの世界でははじめまして。

まさかトリップ…だと思ったら転生されていた。元乾 イヌイサクラです。

まだ我が輩に名前はない。(すみません。ちょっと言ってみたかったんです。ごめんなさい。)

でも、そろそろ私の名前が決まりそうです。

どんな名前になるのかワクワクしますが、キラキラネームだけは辞めていただきたい。私今世はおばぁちゃんまで生きる予定ですから!!



さて、今世の両親の自己紹介でもしましょうか。


さっきから、私の名前を「あーでもない。こーでもない。」と喚いているのが私の新しい父みたいです。会うのは二回目くらいでしょうか?すいぶん多忙みたいですね、良いことです。バンバン稼いで貰いましょう。赤ん坊は意外とお金がかかりますからね。

見た目は和服が似合いそうな黒髪切れ長の瞳…。

うん、イケメンですね。イクメンになるようにも期待しましょう。



そして、母ですが最初に少し出てきましたが、和風美人さんです。彼女も黒髪美人で腰まである髪を今は緩く左に緩く三つ編みしています。あぁ眼福です。


それにしても早く決めないと赤ちゃんの名前を決める期限は確か一週間だったはずです。

あぁ~早く決めてくださーい。

「だーぁ?」



「あらあら。この子が何事だと心配してますよ?」


「あぁ~。ごめんよ。キミの名前を考えているんだょ。どれも良い名前でね。どれが気に入ったのあるかな?なんちゃって…」



(ナント!?この父は、私にきめさせてくれるというのでしょうか?)


そんな私に父が候補の名前をぴらっと見せてきました。


(あぁ……。この名前は………)


私は出された一つの名前が書かれた紙をつかみ…。

「だーぁぶぅ~♪ニッコリ」


「あら、あなたこの子はこの名前が気に入ったみたいですよ。」


「えっ?冗談だったんだけど…うん、この子が自分で決めたんだ。じゃキミは今日から麻奈マナだよ。」


「あー……(まな…あの子、親友と同じ名前離れ離れ(ハナレバナレ)だけどこれからはずっと一緒だね。)」



「あらあら。満足そうね。所であなた…早く役所に出さないとせっかく名前が決まったのにこの子名無しになってしまいますわ。」


「わっ。本当だ!!じゃ行ってくるょ。」


「はぃ。お願いします。」


「だー(父早くー。持って行って!)」




そんな訳でギリギリ私の名前が決まりました。

麻奈です。皆さん宜しくお願いします。







※※※※※※

(バカ神見つけましたよ。覚悟は良いですか?)

(白!!あ~見つかったか…)

(神早く仕事に、お戻りください。)

(おゃ!黒まで来たのかい?)

(さぁ、茶番は終わりですよ!!)

(いゃいや~まだまだ見たりないんだよね~♪そんな分けてアディオス♪)ボフゥン…

((え?あっまた逃げられた!!))

(また。逃げられてしまいましたね。白。)

(黒!!悠長にはしてられません。早く追いかけましょう。)

(白。待ってください。)

(何です?)

(さっき神が、「まだ…見たりない。」と言ってました。それが何か気になりませんか?)

(まさか…それって彼女の………)


























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