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裏or闇?

今日は安部君と仲良くなった経緯をお話したいとおもいます。


入学式当日、二人で遅れて教室に入ったため在られもしない噂が立ってしまいました。

翌日から私は面倒くさい事になったのは以前お話した通りです。


私一人では収拾がつかないと思い安部君にもあれは誤解だと言って欲しく皆が見てない隙を見つけて声をかけました。

「安部君。噂の事で、相談があるので放課後少しお時間いただけますか?」


「やぁ、嵯峨さん。大変な目にあってるようだけど…元気そうだね。」


「はぃ。おかげさまで!!とりあえず、放課後おねがいしますね。」


人が苦労しているにも係わらず、彼は飄々とした態度で人を小馬鹿にした態度でした。


しかし、人目が無くなると一変し…


「嵯峨さん。君にばかり迷惑かけてしまって申し訳ないね。」


「………いぇ。」

(誰だ!!いつも小馬鹿にした態度をとる彼が真面目君に見える。二重人格?双子?とにかく、別人何ですけど!!)


「あぁ。ごめんね。実は僕の婚約者も同じ学年にいるんだけど、彼女…君と違い大人しい性格てね。あのこの良さが皆わかれば大した問題では無いんだけどね…。」


(今、私馬鹿にされなかった!!)

「そっ、それとこの噂と関係ないでしょ。許嫁を守るのに、こんな噂使って目を話させるなんて卑怯なんじゃないですか?」


「たしかに。卑怯なやり口かもね。でも、後少しですべてこちら側が済むからもう少し待ってくれないかな?」


(こちら側?)

「安部君…君も裏の人間なの?」

(でも、裏なら嵯峨家が頂点で牛耳ってるって話だけど…。)


「いゃ、違うよ。僕は闇側だよ。」


「闇?」(闇って何!?)


「闇と裏では違うんだよ。

牛耳ってる者も扱ってる者ね。」


(なんか、闇の話してる安部君の周りが冷気で包まれているような…気がするんですが気のせいではありませんね。)

「キミくらいの子なら。見えずとも、感じるくらいならしてるんじゃないかい?」


「じゃ、今感じる冷気みたいなのは…」


「簡単に言うと冷気ではなく、霊気なんだけどね。」


「霊…気…ですか」


「安部家…キミわかるかな?安倍晴明…」


「安倍晴明。江戸時代有名陰陽師ですね。

では、安部家は今でも陰陽師として活動していると言う事で、しょうか?」


「おや?思いのほか頭の回転が速いんだね。」


「思いの外…頭…」


「あっ、ごめんごめん。馬鹿にしてる訳じゃないんだ。」


(馬鹿にしてるじゃない!!)


「関心したんだ。間違えた。僕毒説過ぎて無意識に言っちゃうんだ。ごめんね。彼女にもいつも叱られんだ」


(毒説なんて知らないわよ。しかも、最後ノロケたわね!!小学生で許嫁居るなんて羨ましく無いんだから!!)



そんな、感じて本音で話しているうちに仲良くなって行ったのでした。



しかし、ノロケ経緯は未だに根に持っています。


























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