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※設定·プロット) 不可侵領域MAYURA

作者: 近衛モモ 
掲載日:2026/10/13


タイトル「不可侵領域MAYURA」



☆物語の舞台


今より少し古い時代。物語にあまり関係ないけど平成初期から中期くらい。スマホ出てこない。存在しているが貧困層に普及のない時代。少なくともこの物語に登場する親子は持ってない。


どこかのド田舎の沼黒町が舞台。(町制度になる前はこの名前で一つの部落というか村だった設定。)

秋になると部落ごとの祭り神輿が出るのが伝統の町。

一方で深刻化する過疎化を食い止める為、町は若者向けにお金をかけて整備されており、近代的な美観と手つかずの自然が混在する。

空間もめちゃくちゃで風水的にもぐちゃぐちゃの町。



☆物語の内容


過去に友人を助ける為に罪を犯し半魂となった青年が、自分の声を聴き取れる「不可侵領域」と出会い、日常的な会話を楽しんだり、廃墟の悪霊と戦ったりするだけの物語。そして自分で自分にかけてしまっている『呪い』を彼女に解いて貰うまでのお話。


登場する各人物が抱えている事情は、本編の中で少しずつ明らかになるが、基本的に物語の進行に影響しない。

事情を知ってても知らなくても読める。端から見たら「なんか、この男の子とこの女の子が仲良くて、オバケと戦う話しなんでしょ?」くらいの印象に収まるのが理想で、実際ふたを開けてもそんなもん。なのが理想。


その中でまゆらとめめの愛情や、かすみとめめの罪、罪人が罪人にかける同情や過去の事件の話などがちょこちょこ入り乱れる群像劇。




☆登場人物


●大友まゆら


正確な年齢や学歴など本編で出てこない。小さい女の子。


(裏設定として、母親のかすみと共に廃墟を転々としている所謂ホームレスで、幼稚園に通っていない。若干の知育遅れというか、基本的に実年齢より子供っぽい設定。)


故に本人は他人を上っ面で判断したり、妬みの感情などを一切持たない。人間関係の初心者であり、いい意味で「不可侵」の領域。

魂が半分しかない「存在の薄い」めめの事を認識出来る数少ない人物の一人であり、その声を普通に聴き取れるので、めめから気に入られている。


本人は霊媒体質の気があり、本来は廃屋に出入りすることが危険な為、『新しい引越し先』でよくめめに助けられている。一応ギブアンドテイクの関係で始まり、少しずつ距離を縮めていく。

 


●めめ(メメ、愛芽、等表記ブレあり)


半魂の為、周囲の人間に声が聞こえづらく、人間関係にコンプレックスを抱える社会人。人に関わる生き方を若干諦め気味。

あくまで後天的であり、本来は人懐こくて寂しがりの距離バグ男子。


過去に祭礼行事の最中に命を落とした友人を死の国から強引に取り戻している。その際、友人の蘇生に自分の魂を半分使っている(本編より数年前の出来事で、当時は学生。)


元は神官の家柄であり、高い霊力を持ち霊界の知識も豊富。その道を外れた蛇道のものなので、めめのモチーフはヘビで固定。

その助けた友人は眠っていることが多いので本編に登場しないが、名前だけ出てくる。



魂の半分だけを使っている彼の命を繋ぐ対応として他人の霊魂を片っ端から集めており、心霊スポットや、まゆらが生活している廃墟などを日々巡回している。

(体が一度死んでいる友人と違い、めめ自身は魂が半分の状態でも「存在が薄くなる」以上の制約を受けない設定。)


仕事中はスーツ。夜の活動はジャケットだけ祭りの法被に取り替えた恰好で、袖口に日本の古典玩具の「おはじき」を入れている。

戦闘時は霊力を乗せたそれを指で弾き出す指弾で戦う。

(その為、長期戦になると弾切れも多く、まゆらのドロップを借りたりもする。但し、ドロップはおはじきと違って砕けちゃうので、粉砕する前提で目眩ましとかに使う。予定。)


まゆらのせいで死にそうな目によく遭うので、「死ぬかと思ったんだが…?」が口グセ。

(後付設定として、これは彼が友人を死の際から取り戻した時にも口にした台詞。)


まゆら「めめ、ごめんね〜!(悪気ゼロ)」

という感じ。


自分が過去に犯した罪や現在まで続けている魂狩りについて一応の罪悪感は持っているので、自己評価や自己肯定感は低いが、友人と生きる時間を大切にしている為、「生存」への執着は強い。

そこから神罰を多少なり恐れる気持ちがあり、首にかけている鏡のペンダントは「反射」「呪い返し」のような意味合いで身につけている御守。但しそれに根拠はなく、言ってしまえば自分で自分に課している呪いのようなものでもある。(ということを、大友親子は見抜いているが、その解呪に乗り出すのはまゆらだけである。)



(注釈設定)※沼黒祭り神輿転落事故※

祭事の神輿に乗った、または担いだ者が命を落とすのは、神に何らかの供物として取られているとする伝説がある。

異常気象や不作から村を守る為の神の御定めなので、贄を惜しむと祟られとも言われている。この村の因習。


(めめの友人が神輿から転落して死亡した事故については、町全体の空間の乱れによる運気の低下や、単純に人為的な事故であり、神はこの年に生贄をとっていない。という設定があるが、これは小説本編には一切登場しない予定。)




●大友かすみ


まゆらの母親。歳の離れた若い男と家出同然の駆落ちをするも、子供のまゆら共々置いていかれてしまった。元は良家の令嬢。

(彼女の交際していた男は蒸発した為、法律上離婚していないし、親権争いにも発展していない。)

彼任せにしていた借家の契約を切られた為、家を失い、実家に連絡を取る勇気もなく、まゆらを連れて廃屋を転々としている。


日中は日雇いやパートで僅かな生活費を稼いでおり、その勤め先でめめとも知り合う。が、元の生活との落差についていけず、精神的に患っている。本編通して無気力状態。

(その為、まゆらを学校へ行かせる程の生活の安定を取り戻していない。)

 

めめと出会い、別れた男と似ている若いエネルギーに惹かれているが、彼女自身は「不可侵領域」のまゆらと違い、めめの声をきちんと聞き取らない(何度も聞き返したり、故意ではないが無視したり)する為、めめからは会話の対象に見られていない。まゆらの母親という認識があるため粗雑に扱われたりはしないが、基本的に空気扱い。


※※使うかまだ決めてない設定として、出ていった男は蒸発した数年後に彼女の勤め先に現れるが、金銭的なトラブルの末に彼女に殺害される。


彼女は殺した男の遺体を二軒目の「引越し先」まではトランクで運んでいるが、そこで見切りをつけて遺棄している。


この設定を使う場合、この死体遺棄事件を調べている刑事も小説に登場する。彼はめめが学生の頃に懇意にしていた人物でもあり、めめが友人を取り戻す際に、火葬前の遺体のすり替えに共犯している。



●美波 縁


距離バグ男子めめの沼らせ甘えた友情♡をだいだいの範囲受け入れてくれている心の広い友人。本人がめめ以外の他人に特に関心が無い為、一応ここも不可侵領域。

村の若い男子学生の一人であり、問題のその日に祭りの神輿に乗っていた人物。半魂の上にめめが獲ってくる他人の魂を糧に稼働しているので、エネルギー不足で大半寝ている。

自身の異常な状態やめめの不可解な行動に気付いてはいるが、自分の死を記憶していない為、起きている時は普通に生活している。めめと同棲。主に家事担当。

記憶は完全に消えているとも言い難く、祭りの話題などから、めめが話を逸らす事もあるが、いずれにしろ彼は小説本編に登場させないので、そういうシーンもない。

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