表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/13

人間第1話「知性ある生物」

※「発言など」※〈無線〉※〔AI〕※

   〜探索本部〜


 「艦長。今後の動きはどのように、」

「まずは、この惑星の探索を急ぐ。探索用AIドローンを準備しろ。」

「「了解!」」


 「指示機のAIをチェックしろ!プロペラとプロペラシールドの点検も忘れるな!」

「探索機の準備、完了しました!」

「よし、指示機のAIの準備が完了次第、森に発進させる。探索機周辺から退避!」

「AI、準備完了!」

「探索ドローン、全機発進!」

「指示機、発進準備完了!」

「指示機を発進させる。退避!」

「指示ドローン、発進!」

「発進完了を確認。探索本部での観測に移行。」


 「まずは植生①から探索するとしよう。」

〔植生①、背の低い木が多い一方、背の高い草が多く、観測が困難。陸上からの観測を推奨。〕

「指示機はAIを搭載している分、大型になったせいで森の中を飛行できないからな。小型の探索機に任せるしかないが、あまり情報を得られないな。」

〔燃えた痕跡を確認。分析中。〕

「自然に起こったものなのか、人為的なのかが重要だ。」

〔燃え跡の探索機からの信号をロスト。探索機、進路変更。〕

「分析のためにホバリングして停止していたはず、なら、この惑星の生命体にやられたと考えるべきか。」

〔さらに2機の探索機からの信号ロスト。損害多数により、帰還。〕

「また2機がやられたか。これまで、ドローンを攻撃していると思われる生命体は映っていない。つまり、隠れる知性があると考えられる。」

「なるほど。」

「植生①の方には電気柵を設置しておいた方が良いだろう。探索用ドローンは、基地に帰還後、待機させておけ」

「了解。」

固有名詞解説

探索ドローン:民間のドローンと同型。プロペラ部分には網がつけられており、プロペラを守っている。また、光学発電機を積んでいるため、長時間の飛行が可能。

指示ドローン:探索ドローンを大型化し、AIを搭載したドローン。可視光カメラの他に、赤外線カメラなど多種のカメラが積まれており、サンプルを取るためにアームも格納されている。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ