表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
96/125

96. 輸送艦のエンジニア

96. 輸送艦のエンジニア


「こちら第2431中継基地のトライデント号、動力炉を輸送してきました。

輸送艦では大きいので、そちらの機関室に直接転送装置をリンクさせて、

送りたいのですが、こちらのエンジニアを送りますので、

着艦許可をください。」


「こちらレオン号、今回の対応に感謝します。了解しました。

転送機の所に、迎えを出します。

艦長、オットー、お願いします。」


「「了解。」」


ジュンは転送機のある部屋に移動した。


部屋にはすでにオットーが来ていて、トライデント号のエンジニアを迎える準備をしていた。


「受け入れ準備は終わりました。それでは、移動を開始してください。」

トライデント号にオットーが連絡すると、

目の前に、2人の人の形が現れ、実体化した。


「ようこそレオン号へ。」


「どうも、私は第2431中継基地のエンジニア、エドガーといいます。

こちらはミゼッタといいます。」


「どうも、艦長。」


ミゼッタは、オットーに向けて握手をしてくる。


「艦長はそちらです。」


オットーはジュンの方を指さす。


「これは申し訳ありません、艦長。」


「ところで、早速仕事の話だが、トライデント号に積んである動力炉と、この船の動力炉を交換転送させたい。

早速機関室に案内してくれませんか?」


「わかりました、こちらへどうぞ。」


オットーは2人を機関室に連れて行く。


ジュンもその後を追う。


ーーーーー


機関室に到着すると、ハンスさんが作業をしていた。

部屋に入るとこちらにやってきて、


「トライデント号からのエンジニアですね。

動力炉の図面と交換部分の座標はまとめておきました。」


といい、コンソールの1つへ案内する。


「この動力炉は、あちらの輸送艦に転送するんですよね。

あちらに転送したとき、機能を遮断する方法と、

転送座標はこれです。

新しい動力炉を転送していただく座標は、こちらになります。」


ハンスさんは1つ1つ2人に詳細を説明していく。


「完璧だ。Mr....?」


「ハンスと言います。」


「Mr,ハンス、あなたの仕事は完璧だ。早速交換転送に取りかかれる。」


「この間の転送機のコンソールもここで操作できますよ。

それと、あちらの転送機のリンクコードは、これです。」


「Outstanding!」


エドガーはその様に言う。


じゃあ、交換転送を始めます。


エドガーは目の前のコンソールに、トライデント号の転送機をリンクさせ、

交換転送を実行した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ