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第34話

 傍にいた、おそらくは俺たちを実験台にしたい何者かが、調香師と位置を変え、語り始めた。


「おはようございます。エグゾネックス・カンパニーの……」


 そんな語り口で始まった授業というか演説というか、を語る男は、いかにも手入れ仕立てと言わんばかりの一張羅だったが、その格式高い風貌が余計に胡散臭さを増していた。所謂「意識高い系」を感じた。


「皆さん、こう思ったことはありませんか? 自分の魔法は今の形でいいんだろうか。他の魔法師はもっと威力の高い派手な魔法や、精度の高い魔法で相手を薙ぎ倒したい! と」


 全くもって思わないが、それを言ったところで詮無いことだ。


「なぜ力の振るわない魔術師がいるのか、それは彼らが、魔法の適正を知らないから。そして、魔力の運用方法を知らないからです」


 こちらには調香師がいるのだが……まあ、言わぬが花だろう。


「そこでこのアイテムってワケです!」


 そう言って男が取り出したるは銃だった。形状は拳銃っぽいが、至る所が可動するのかやたらに大きかった。ヒーローの変身アイテムだと言われれば信じるほどだった。


「こちらは拳銃型個人認証最適化魔法デバイスです。皆さまには、こちらのデバイスを一挺ずつと、各々カードキーをお配りいたします。早速、使ってみましょう」


 言うが早いか俺たちのもとにまずはカードキーが配られた。

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