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フェアリーの武装について

あとがきで書いていたら長くなりすぎたので、活動報告に投げとこうかと思いましたが、こっちに投げることにしました。

不定期連載ですがそれほど長くはならないと思います。

なお、『』はメカたちの会話です。句読点がないのは仕様です。読みづらいかもしれませんがすみません。

八雲(テラー)

 魔法。

 世界の伝承を読み取り、毒となる情報や呪いをすべてカットした上で、物語の伝説をフェアリーの力で増大させて再現させる。

 例えば、地球のアーサー王伝説であれば、娘たちを食い殺す邪悪な巨人をアーサー王は危機に陥りながらも倒す、その奇跡の一撃を超必殺として放つ。

 ニア曰く、過大解釈の一撃、とのこと。


祝「つまり、カムランの丘を再現した場合は相打ち……!」

鷹丸「つまり、テルモピュライの戦いを再現した場合は全滅……!」

デレリュ「つまり、バトリアの嘆きを再現した場合は愛する者と引き換えに勝利……!」

ニア「えっ、私死ぬのッ?!」

フェアリー『その場合 ニアは脱出させます』

ニア「そもそも使わない前提でいなさいよ?! アンタも死ぬじゃん! そう言うのって”毒扱い”じゃないの?!」

フェアリー『あ、そうでした うっかりうっかり』

シャデュ「この子、祝の世界の伝承に出てくる妖精みたいな性格をしている……というか、シャンティーノと似てるかも」


オルテガ『つまり 装甲〇鬼を再現した場合は敵一人に対して味方一人を犠牲に』

アルマ『つまり 伝説〇神を再現した場合は最終的に敵味方全滅してやり直し』

フェアリー『つまり ドラ〇エ7を再現した場合は(ネタバレ)が犠牲になって勝利するんですね』

ニア「だから毒扱いでカットされるっつんでしょーが! アンタらもういい加減にしなさいよ?!」

祝「ってか、何で地球の日本サブカル知識持ってんだよ……」


シャンティーノ『つまり アルナンナの騎士の戦いを再現すれば少なくとも中級クラスの星海の邪神数体を倒せるのでは』

ニア「それ、そういうのを待っていたのよ! ようやくまともな」

フェアリー『ですがそれ 最終的に騎士たちは全てどこかの次元へ飛ばされましたよね』

アルマ『勝利したのはその時だけ 実際には痛み分けもいいところだった』

オルテガ『いえ 痛み分けに近い敗北でしょう  しかも私たちは同時期に全滅したり敗走状態になり 今のあり様になったのでは』

シャンティーノ『ついでに当機の仲間たちは飛ばされた世界の人間たちの争いの道具にされています

  眠っているのをいいことに好き放題されて』

フェアリー・アルマ『あー』

オルテガ『そういえばそうでしたね』

ニア「やっぱりまともじゃなかった!! アンタらそういうのしかないのかー?!」




――――――――――――――――――☆――――――――――――――――――




森羅万象(オムニア)

 知的生命体が発見したあらゆる法則は、自然現象を各生命体の理解できる数式やプログラムコードにコンパイル(当てはめ)したものであるが、この魔法は自然現象や事象そのものを操ることができる。但し、協力関係にない正真正銘の神々の領域へ踏み込むとオーバーロードするため、その場合は事前に断りを入れてから力を貸してもらう形で行使する。


ニア「今更なんだけれど、これが一番ヤバい力じゃないの?」

フェアリー『ですが これでも勝てませんでした』

ニア「どんだけヤバいのよアンタたちの戦ってた相手ぇっ?!」


祝・デレリュ「うわぁ……」

鷹丸「聞きたくなかった……」

シャデュ「私たちじゃ手も足もでない」

フェアリー『ニアの世界で言うなら 巨大騎士トルライカたちであれば下級邪神たちを葬れますね 彼らには我々を超える不思議な力がありますから』

ニア「でも現状いないんだよトルライカは!! それでもってどんだけ強いのよ敵側っ!!」

祝「よくわからんがないものねだりはできないからな……」

シャデュ「今いる私たちでやるしかない」

登場人物紹介

シャデュ・デワデュシヂュ:強力な読心能力(オンオフ自由)を有する魔法使いの少女。

祝 文睦:シャデュと共にシャンティーノの契約者となった青年。不思議な力を持つ。

デレリュ・ファダサス:竜騎士の女性で、シャデュと祝と共に時空を旅している。

レルト:デレリュの相棒のワイバーンで、人語を理解し、話すことができる。

陸奥 鷹丸:並行世界日本出身の少年で、オルテガと共に時空を旅している。

ニア・ビクティム:ハーフエルフの少女で、フェアリーと共に異世界を旅している。


シャンティーノ:星海の邪神に対抗するために造られた。契約者の想いの力を武装にできる。

オルテガ:星海の邪神に対抗するために造られた。殺陣回転独楽は鷹丸の発案である。

フェアリー:星海の邪神に対抗するために造られた。魔法を行使できる。

アルマ:星海の邪神に対抗するために造られた。巨大衛星の管理AIで戦闘機を操る。


トルライカ:ニアの故郷の燿姫伝説に出てくる巨大騎士の一人。その正体は……。


星海の邪神:数えきれないほどの世界を侵略している正真正銘の神々やその国の総称。

ターン:弓や射撃武器を用いる青装束の邪女神。祝たちを試すような言動をしているが……。

ヴァラノイア:デレリュの世界を襲っていた半龍の邪女神。力を合わせた祝たちにより倒された。

ダグゾード:別世界への移動中に出会った蛸のような暑苦しい邪神。福音破撃で倒された。

ノディアー:とある世界で戦った邪女神。最強幼女らと力を合わせたシャデュらに倒された。

ドガグリーグ:鷹丸の世界で戦う邪女神。鷹丸/オルテガの怒りの一撃を受けて倒された。


クッタクァ:とある世界を侵略している邪女神。最強幼女一行の青年と深い因縁がある。


解説

・カムランの丘:アーサー王とモードレッド卿が相打ちとなった場所。何故裏切ったモルドレッドォッ!


・テルモピュライの戦い:スパルタのレオニダス王と近衛兵と助っ人たちでペルシャ軍と壮絶な死闘を繰り広げた場所での戦い。FGOや映画、ネタ動画などで楽しく概要を学べるのでお勧め。


・バトリアの嘆き:我々の地球ではなくデレリュの世界の有名な故事。ウェザーランド公国から少し離れたとある国同士で起きた戦いらしいが詳しくは不明。バトリアは地名。


・燿姫の伝説:ニアの故郷であるフェンドリッティッア王国に実在した貴婦人と、彼女に仕え、またかけがえのない友人である巨大な騎士たちによる伝説。騎士たちは巨人となり、契約した魔獣と共に、燿姫や彼女の大切にしているものを狙う敵と戦う。但し、ニアの時代では、騎士たちは伝承通りに巨大化するのではなく、強い騎士たちを称えた結果そう呼ばれている、と言われている。だが、百年と少し前くらいに一度、海を挟んだとある島国の街で、巨大騎士の一人が蘇り、巨大な機械兵器と戦ったという記録があるが定かではない。日本で言うと織田信長、西洋で言うとジャンヌ・ダルク並みに有名な話。ニアの世界でも創作によく使われている。ニアがフェアリーと出会う直前、フェンドリッティッア県立博物館では、燿姫に関する新たな発掘品が展示され始めていた。


・ギルフェンセィア三号:女神の使い。星海の邪神を単騎で文字通り瞬時に壊滅に追い込んだヤベェ奴。

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