第二話:決意
いつもの下校中ミナトは、自分は失敗をしていないということに失敗し、友達と深い関係を作ってこなかったことを後悔していた。
一線引いて大人になったつもりだったが、そういう考え方が子供だったと気づく。
考え方が大人というのは、
一線引かず、年齢を気にせず、常に目の前で話している人の感情や思考、そして話をしている内容を…目を見ること。
内容がガキ過ぎる又はどうでもいい話しに対しても、そのクソみたいな会話の中からも意味を見出し一つの経験として向き合える…
それが答えなのかもしれない。
会話とは、一人でも多くの人に自分を認めて欲しい、共感して欲しいが全面的に出る。
俺はそんな欲が嫌い過ぎる。
だが、ないと言えば嘘になる。そこがないと本当の意味で頑張れないからだと思う。
俺は認めて欲しい……名前も性別も性格も分からない、すごく離れた年下に………自分の子に……
「父さんってなんやかんやで凄いな!」
この一言を言ってもらうために俺は頑張るのかも知れないーーーーー
ミナトは考え方を改め、変わろうと決意した、そんな帰り道、突如として強い風が吹く。
飛ばされそうになるほどの突風、ミナトは腕で目を覆う、風がぱっと止まり目を開ける。
するとそこには、明らかに帰り道ではない場所だった。
「夜なのか?周りが暗くて見渡せない」
「俺は下校中で……時間も夕方で……」
動揺し状況が掴めないミナトーーー
地面に書かれた魔法陣に気づくーーー
「なんだこれ?」
「スズカ様‼︎ スズカ様‼︎大丈夫ですか!?
スズカ様‼︎」
背後から声が聞こえ、振り替えるミナトーーー
振り替えると女の子が倒れており、その子の名前を心配そうに呼ぶおばあさんがいた。
外国でもカニカマって「surimi」で売られてるんですけどクソ不味いんですよね〜
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