表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

妖精と恋

妖精はずっと幸せでいたい

作者: フェアリ

一応、『妖精と恋』の続きになっています。

どうぞごゆっくりお楽しみください。


 

 

フェナリ・ナウト視点 

 

 歌の妖精が人間をすきになったのは、予想外だけれど素敵な歌を心を込めて歌えるようになるはずね。

 でも、あの子が恋した人間が死んだら悲しい歌しか歌えなくなるかもしれないわ。

 それは嫌だから、あの人間を守りましょう。

 …あれ?

 妖精がすきになった人間が病気の神の実験体だわ?

 まぁいいか、(諦め)もう悲しい歌しか歌えなくなる感じで決定ね。

 はぁ

 あ!いやまだ可能性があるわ。

 記憶を残して妖精に転生させればいいのよ!

 これこそ完璧な計画だわ!

 わたしってば天才ね!

 



 失敗してしまったわ。

 人間には転生と言う発想が無いようね。

 次は…

 そうよ!

 一つ目の世界の妖精の記憶を入れたらいいわ。

 その後、妖精に転生させることをあの子に提案するのよ!

 ふっふっふっ〜

 

フェアリ・ナウト 

 

《かわいそ〜に〜でも勝手に治すと怒られちゃうから〜あ、そうだ〜》

 

 思いだしたの、シングは、死んで行ったの、わたしをおいていったの

 

 《シングだっけ〜?妖精に転生させれば〜?》

 

 それは良い案ですね…

 

 《でしょ〜?死んだら転生させるね〜》

 

ーーーーーーーーーー

 一週間後

 

 《転生させるね〜できたよ〜じゃ〜ね〜》

  

 「僕は死んだんじゃなかったけ?」

 

 妖精になったシングなの

 妖精になっても見た目ほとんど変わらないの



 

 そしてずっとずっと幸せに暮らし続けましたとさ

 



おしまい?

 

 

 

 

 

 

 

ねぇ、これでいいよね? 

 

このままで 

 

このしあわせな 

 

せかいにきれつは


いらないよね?


そのままでそのままで


ねがうねがう


だから歌うの


すべてが明るい世界にはできなかったけれど…

少しでもあの子の未来が明るいならばそれでいいの。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ