プロローグ第2話【ボスになってもらおう】
ボスに…なってもらう…?いや、どういうことだ?βテスト参加のお誘いじゃなかったのか?
「そのつもりだよ?ただ、βテストっていうのがこれなんだよ。もともと、データを集めるためのβテストではあったけど、ボスの政策ができてないから、それもやってもらおうかなって思ったんだよね。」
いや、いやいやいや、ゲーム制作者として、それはどうなんだ?なんで、制作を一般人に任せる!?
「あはははは。ごめんね?こっちとしても世界間をつなげるのも難しいし、しかもつなげた後に改変を行うのも相当難しいんだ。この僕、神様とは言えどもね。」
そうか。神様的な人じゃないとこんなところに俺を連れてくることはできないだろう。ん、違うな神様的なじゃなくて神様か。
あ、改変が難しいことがわかるってことはもうつなげたってことだよな。
「うん。もうつなげた後だよ。あー、確認してから繋ぐべきだったなぁー。」
わからなくもない。俺も時々、確認せずにいろいろとやって失敗することもあるからな。
ただ、確認した後でも予期しない事件に見舞われることはあるし、仕方ないことかもしれない。
「慰めをありがとう。まぁ、別に気にしてないから大丈夫だよ。」
何だろうか、神様なのに、友達みたいなしゃべり方だな。まぁ、怒られてるわけでもないし、問題ないだろ。
「そうだねー。そんなことを気にするような僕じゃないから。君も気にしないでよ。」
あぁ、わかった。気にしないようにする。
「さて、いろいろと説明したけど、全然話は進んでないね。そろそろ話しを進めなきゃ。」
そうだな。そうしてくれるとありがたいな。
「いいね。僕と君はなんだかシンクロしているみたいだ。君をこの世界に連れてきてよかった。さ、進めさせてもらうよ。」
シンクロ、か。俺も同じようなことを思ってた。
「ははは。君も思ってたのかい?やっぱりシンクロしてるんじゃないかな?」
いや、それはいいんだ。だから、早く話を進めないか?
「あぁ、そうだった。君と話していると普段の疲れを忘れられるようだよ。いや、進めよう、これじゃ一生進まない。よしっと、じゃあ、君は自分の体を見てくれ。」
ん?俺の体だと?いや、何も変わってないと思うんだが。
俺は自分の体を見るために頭を下に向けてみる。そこには、何もなく、ただ単に炎のようなものがゆらゆらしているだけで、とてもいつもの俺だとは思えない。
「あれ。今まで気づいてなかったんだよね?なんで、そこまで落ち着いてるの?」
いや、ここは異世界だから、そんなこともあるかな、と。
「適応力!適応力高すぎ!」
あ、もうブックマーク入ってる。ありがとうございます。