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貴方に黒い花束を  作者: 雪逸 花紅羅
黒バラの復讐者と堕天使アゼル
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貴方の為に・・・

ガレッド視点です。

心の中の葛藤を書こう!と思って書きました。

上手く伝われば良いのですが・・・。

ラディアに対する思いと神に対する思い。

果たして、ガレッドにはどちらが大切なんですかね?

「神様は貴方を愛しているわ、ガレッド。そして私も愛されている。

私は、不死の力を賜ったの。だから、もう死ぬことは無いわ。

私も貴方も・・・神によって愛され、残酷な運命を背負わされたの」


「お嬢様?」


いつものお嬢様はこんなことを言うだろうか?

私は神を恨んでいる訳ではない。

神を裏切ったのだから、私は罰せられて当然なのだ。


・・・多くの死体が目に映る。

重なる死体に、お嬢様は何も感じないのだろうか?

いつもであれば、その瞳は悲しみの色で沈み・・・

その言葉は重い沈黙で紡がれていた。

しかし全くの無言ではなく、その度に私を叱ってくれた。

あの優しいお嬢様は何処へ?

この者はお嬢様ではないのだろうか?


「帰ろう!ガレッド、私達の屋敷へ」


私に向って手を差し出す、お嬢様。

その顔は何よりも楽しそうで、無邪気で・・・残酷だ。

私が儀式の手順を間違えたのかもしれない。

やはり穢れたものは使うべきではなかった。


思考回路を巡りに巡らせ、ある花言葉を思い出す。

黒いバラの花言葉――

恨み・憎しみ・永遠の愛・決して滅びることのない愛

そして何より印象的だった花言葉は・・・

貴方はあくまで私のもの


我ながら、とんでもないことをしてしまった。

私が好きだったのは優しく、穏やかな貴方だったのに。

不死の力・・・それは呪いであり不滅の力。

きっと、お嬢様は御一人では耐えられない。

孤独を恐れていた方だ。


例え、貴方がお嬢様で無かったとしても、

責任を取らなければならない。

貴方を蘇らせてしまったこと、神に背き罪を重ねたこと。

全ては私が原因だ。

美しかったから、欲した。分不相応だから欲した。

罪であると知っていながら私は罪を犯し続けた。


『申し訳ございません、神よ』


神は私を嫌ってはいない。

それだけで私は幸せなのです。

もう、私は引き返すことが出来ません。

全て私が悪かった。罪無き人を巻き込んだ。

ですが、私はラディア様に従わなくては。

私は、もう天使とは名乗れない。堕天使なのです。

神よ、貴方に従った日々の事は宝石のように煌いています。

しかし今は、執事ガレッドとして・・・・

ラディアお嬢様に忠誠を誓います。


「共に参ります、お嬢様。地の果てまでも・・・」


細く柔らかい手を掴む。

こんなにも弱く、儚げなラディア様が、

貴方が決心したのから私も固く決心します。


神でも、お嬢様にでもなく自らに誓う。

これ以上、何も欲する事はしない。

これ以上、誰にも頼る事はしない。

只、貴方の為だけに私は生きて行くのだと――




気付けば、ガレッドの心情ばかり書いていました。

毎度のことですが文章が読みづらく申し訳ありません。

まだまだ未熟者ですので大目に見てやってください!

ありがとうございました!お疲れ様です!

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