プロローグ
書きたくなって書きました…後悔はしない!!
この世界は一度生まれ変わった…後々『世界転生』と呼ばれる現象。
元々の世界はあなた達と同じ科学が発達した現代。今は魔物や魔族やエルフやドワーフにホビットなど存在する空想の世界が現代に存在する変わった世界。
そして魔法と技とレベルと呼ばれる新な力を手に入れた人間の世界。
<ある山中>
「おい!!そっち行ったぞ!!」
予定どうりに親友はこっちに誘導できたようだ…なんて呑気に考えながら俺は猪の化け物(名前はわからん)の直線上に立つ…猪は所々何かに殴られた打撲傷がある。
(肉が痛んでんな、ありゃあ)
せっかくの飯なのになんて悠長に考えてると猪が突出してきた。
やはり化け物普通の猪と速さが違うこのまま俺はお陀仏だろう。なんて考えてる側かは直撃する一メートル付近で不意に猪は落ちた。
文字どうり落ちた。
「相変わらず手際が良いな」
俺は猪の落ちた穴を見ながら後ろの言葉に答える。
「俺技量特化だしな…落とし穴なんて一分でできる」
俺はそう言うと猪の落ちた穴の中に入る、やはり化け物まだ死んではいない。まぁ所々骨が折れてるだろうが…気にしない。
「さてさっさと解体しますかね」
俺はポケットからデザインナイフをとりだしながら猪に近づく。
「ありがとう」
そう俺は言うと猪の頸動脈にデザインナイフを突き立てた。
<ある村の道>
俺達二人は解体した猪の化け物をビニール製のパックに部位ごとに個別入れて俺達の住む村に向かっている。
その村は珍しく人間しか居ない村だ…そこに俺足川 軽と佐藤 冷は村唯一の学生として住んでいる。
「はぁー何してるんだか…俺達二人は」
村が見えてきたそんな辺りに冷はため息をはいた。
「どうした?冷」
俺はまたか…なんて思いながらも冷の愚痴を聞く。
「普通高校生の部活者は夏休みに練習や大会の為に頑張るだろ…なのに俺達二人は何で狩りしてんだよ!!」
確かに俺は元漫画部部長で普通なら漫画甲子園と呼ばれる大会で普通は狩りなんてする暇が無い…冷も元野球部エースだ甲子園で硬球追いかけてる筈だ…だが。
「殆どの部員都会行ったしな…しかも俺達以外はこの村はじーちゃんばーちゃんしか居ない外から移住する若者も居ない…外から食糧が来ないんだ…だから元なんだよ俺もお前も…わかってるだろ」
俺もフゥーとため息をはく、俺だってお前と同じ気持ちだ…と言う意思表示だ。
「すまん」
冷は謝るととぼとぼと足取りを変えた。
<村>
村につき、俺達は待っていたばーちゃん達に肉を渡し炊き出しが出来るのを待っている。
「しかし自給自足がこんなに大変だとはな…」
俺は隣に座る冷にこんな事を言った。
「二ヶ月前までは食えて当たり前だったからな…」
「そうだな」
世界が変わったのは二ヶ月前の事らしい。変わる直前俺達は寝てたので目撃しては居ないが何でも不意に光が立ち込め回りが真っ白になり不意に魔法と技とレベルを手に入れたようだ。その時のパニックはニュースになる程の出来事だったらしい。その翌日には空想の存在が現れ更にパニックになったようだ。目撃してないからわからんけど…。
「炊き出しできたようだぜ…行こう」
冷はそう言うと列に並んだ…俺もその後ろに並ぶ。
<足川 軽の家>
俺はあの後じーちゃんばーちゃん達と飯を食い夜になる前に家に戻った。
出迎えてくれる人は居ない…殺風景なリビング。俺はリビングの近くの和室の仏壇に行き。
「ただいま…母ちゃん父ちゃん」
仏壇の親に帰りを伝える。
その後に自分の部屋向かう。
そこには机やベットや漫画やテレビにパソコン等がある。
俺は机に四次元バックと化したショルダーバックを置く。そのまま普段着と化してる作業着を脱ぎラフな格好に着替えてベットに横になる。
ここにいる時だけ自分が現代人だと思える…二ヶ月前までは学校に行って数少ないクラスメイトと勉強してたのが懐かしい…今では狩りが日課だ…勉強なんてしてない…学校自体無くなってるしな…。
「本当に冷の言うとうりだ…何してるだか…」
今ごろの時間ならゲームやらインターネットなどしてるのにする気も起きん。
しかも長くは眠れないしな…俺はそう思いながら眠りにつく。
「そろそろかな…」
俺は時間にして四時間位に目を覚ました。
気配がしたからだ…夜襲の気配が。
まだ近くでは無いが確実に殺意を持って近づいている。
俺は冷に電話をかけ何時もの場所に向かう。
<数分後>
村の中央で冷を待っていると冷が来た。
「よ…」
「よ…」
お互いにテンションは高く無い…それもそうだ…何故かって。
「今回の敵は?」
「竜種だな…何で辺鄙な村にこんな魔物が襲うかねぇ…数は20属性はバラバラ…殺りやすくは無いな」
「何時もどうり俺は守っとけば良いのか」
「援護はしろ」
俺はそう言いながらショルダーバックから菓子をとる。
「何時もどうり食うか…ほれポテチ」
俺は冷にポテトチップを渡す…そして俺は板チョコを手に取る。
「しかし不思議だよな~菓子にもアイテム効果が有るなんて…」
冷はがつがつと豪快にポテチを食べながらそんな事を言う。
「確かにポテチは防御力をその戦闘時アップ板チョコはその戦闘時攻撃力アップだからな…普通のRPGでも効果はデカイな」
大体は数ターンだけなのに…何て会話しながら板チョコを俺は食べる。
「そんじゃあ最後に装備確認するか…」
おう…とポテチを食べ終えた冷は答える。
先ずは俺から…と言うと目の前に画面が広がる
武器:斬殺者のデザインナイフ
頭:斬殺者のフルフェイスヘルメット
体:斬殺者の作業着・上
手:斬殺者のグローブ
腰:斬殺者のベルト
足:斬殺者の作業着・下
靴:斬殺者の運動靴
アクセサリー:斬殺者のシルバーリング
「そんじゃあ次は俺か…」
冷はそう言うと自分の装備表を目の前に表す。
武器:守り手の鉄バット
頭:守り手の野球帽
体:守り手の野球ユニホーム・上
手:守り手の野球グローブ
腰:守り手のベルト
足:守り手の野球ユニホーム・下
靴:守り手のスパイク靴
アクセサリー:守り手のお守り
「劣化もしてないし、ステータスも上げたし準備は良いな」
俺がそう言うとドラゴンが戦闘区域に侵入して来た。
「そんじゃあ何時もどうり」
俺は先に魔物達の元に向かい…。
「生きようか…」
冷はこの村から援護…これが俺達二人の夜更かしだ。
<数時間後>
「だだいま…」
俺は戦闘区域から帰還し冷に話しかける。
「よう…お疲れ何かようか?」
何時もなら家に直行してるだろ…何て言いながら俺に近づく冷。
「そろそろ菓子等がそこをつく…だから都会に一眠りしたら向かおうと思う、しばらくは一人で凌いでくれ」
今月は俺の番だろ…と言いながら、冷に伝える。
「能力アップ用の菓子はストックまだ有るか?」
と冷は聞いて来た。
「一人用なら二週間ある。その間に買ってくるから」
わかった…と冷は言うと。
「次いでに野球雑誌も買ってきて」
と言ってきた。
「OK」
金なら腐る程有るしな…減らさんといけんし…それに雑誌なんて微々たる値段だ。気にはしない。
「しかし今回のドロップ品はどうだった?」
と今回の収穫を聞いて来た。
「持ってる回復アイテムが数個…持ってる武器防具が数個に金版が百枚何時もどうりの収穫」
「そうかならもう朝だ…帰って寝るか」
と言うと冷は帰路についた。
俺も家に向かう。
<生活感有る部屋>
俺は部屋につき…ベットに横になる。
目が覚めたら俺は久しぶりに原付を動かす…少し遠出の食糧調達だ…次いでに何を買おう、なんて楽しみにしながら眠りについた。
この世界は現代が舞台です。
なので色々とファンタジーにはおかしな所も有りますがご了承下さい。
ちなみに私はモンスター知識がうといのでオリジナルも出すかも知れません。