第13話 琴葉の元へ。
「……ゴメン、未姫……俺、用事思い出したから、ちょっと出てくる……」
「え……、い、今行っちゃうの……? エッチの続きは……??」
「あとでかならず、埋め合わせはするから……!!」
ひどいことをしているとは思いつつも、裸のままの未姫の横で服を身に着ける。
胸をさらけ出したままの彼女を尻目、部屋を出てダッシュした。
◆◆◆◆
──ピーンポーン……、
ダッシュして琴葉のマンションへと行った俺。
「あー……伯人さん、いらっしゃい……。未姫さんとエッチ、できました?」
「……したけどさ……」
「良かったですね、夢が叶って良かったじゃないですか。未姫さんの身体、気持ち良かったでしょう?」
「……まぁ、良かったけど……」
「いやぁー、私も近藤先輩に告りましたけど、あの人も、なかなかですね。私が生理中でも、躊躇わずに平気でシてきましたからね」
「──琴葉ッッ!」
「……はい、なんでしょう……?」
「どうして、アイツに告ったりしたんだよ……?!」
「……私が誰に告白しようと私の勝手じゃないですか? だって私たち、セフレなんですから。結果的に伯人さんは、念願の未姫さんと肉体関係までもてて、WINWINじゃないですか」
「……ッッ……」
「伯人さん、はやく未姫さんのところに戻ったほうがいいですよ? 彼女とエッチの最中だったんでしょう? めちゃくちゃイカ臭いですよ」
「……わ、分かったよ……じゃあな!」
「はい。今までありがとうございました」




