ふりかえり
まいかちゃんが、がっこうに、こなくなったときのことはおぼえてる。
いえがちかいのに、なかがいいのに、がっこうでなにかいわれるのがいやでこなくなった
それでもぼくは、ねっしんにまいかちゃんにはなしかけて、げんきをだしてもらって。
がっこうにいっしょにいくことができたのはよかった。
ぼくたちは、もうにねんせいになる。おべんきょうもむずかしくなる。
くらすだってかわるかもしれない。ぼくは、ほかにともだちがいるけど、まいかちゃんがはなしているのをあまりみない。
かんじくんはあやまったあと、ふつうに、まいかちゃんに、はなしかけていた。いいことだとおもう。
みんななかよくして、まいかちゃんも、ぼくいがいにも、いっぱいともだちをつくってほしい。
そして、できたらしょうかいしてほしい。そしてなかよくしたい。
まいかちゃんがげんきになって、ふつうに、がっこうにいけるようになって、うれしいけれど、しんぱいしてる。
ぼくたちはにねんせいになる。したのこたちもはいってくる。
しんちょうものびたし、すこしおにいちゃんになったきぶんだ。
まいかちゃんはいつもぼくのそばにいる。だから、ぼくもみまもっている。
べんきょうもついてきているし、じもぼくよりきれいにかいていた。
だから。あんまりもんだいはないとおもう。まいかちゃんのおかあさんはしんぱいしすぎだ。
いざとなってもぼくがまもってあげる。まもってあげたくなるまいかちゃん。
にねんせいでも、くらすがちがっても、あそぼうといわれたらあそんであげよう。
だって、まいかちゃんとあそぶのはたのしいから。