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病んでも咲かせて魅せましょう  作者: まっきよ
小学生低学年編
3/9

まいかちゃんのいえあそび

わたしには、おとこのこのおともだちがいます。


そのこはちはるくんといいます。わたしとおなじとしです。


まいかのがっこうのおともだちで、おとこのこのともだちはちはるくんだけです。だからとくべつなひとです。


おひるのじかんになるとちはるくんはまいかのおうちにあそびにきてくれる。うれしい。


まいかはおうちでおやつをよういしてちはるくんをまっています。


ちはるくんがはやくこないかなとあさもかんがえます。


ちはるくんはあさからみんなとがっこうにいっています。


まいかはがっこうにいきたくないのでおかあさんといっしょにおうちにいます。


でも、おかあさんはおそうじやおさらをごしごししていてあそんでくれません。


おかあさんにもやることがあるのです。ほんとうはわたしもがっこうにいかなきゃいけないのに。ふぅ。や


ひとりであそぶのはつかれたのであさのごはんをたべてねます。


すこしのおひるねは、けんこうにいいっておかあさんがいってました。


まいかもおかあさんみたいにきれいっていわれたいのでおひるねをします。


そして、ちはるくんにもいわれたいな。まだ、かわいいっていわれてるだけなの。


おかあさんのことはきれいっていってたのに。ぷくー。


そういうことで、おうちのなかでゆったりとねてすごします。


おふとんをしいて、やらわかいもうふがまいかをいっぱいにします。


がっこうでおひるねをするとおこられてしまうので、いえのほうがよくねれます。


ねるときは、ちはるくんのことをかんがえてねてしまいます。


おひるになるときてくれるけど、ほんとうはあさもおはなししたいとおもっています。



ちはるくんがっこうでなにしてるんだろう?いかなきゃだめだからいってるのかな?かわいそう。


でも、がっこうでほかのおんなのことたのしくしていたらぜったいいやなの!わたしのちはるくんなの。


おままごとするときもそうなの。まいかとちはるくんはそうしそうあいなの!


こんなにおもっているのに、ちはるくんはやさしくしてくれるだけ。それはぽかぽかするし、とてもうれしいけど、もうすこしかまってほしいの。


そう、すこしだけまいかにちはるくんのかわいいところをみせてほしいの。いじわるするとかはずかしくなるとか。


あそんでいるときもあそびにかまってて、ほんとにまいかのことみてくれてないの。


かなしいの。でも、まいかがそれをいうとすこしきらわれてしまうかもなの。


そんなのぜったいいやなの。ちはるくんのおよめさんはわたしなの。そして、こどもがいて、ぱぱとままになるの。


まいかのいえは、ぱぱがどこかにいっちゃったっていってた。ぱぱはやさしくなかった。すぐおこってた。


いえのなかはうるさかったけど、ちはるくんとのまいにちがとてもたのしくていえのなかのいやなことはわすれるの。


もうっ、はやくかえってきてなの。ちはるくんいっしょにねようよ。べつべつやっ、いやなの。いやいや。


でも、なぜかめのまえのちはるくんはまいかのいうとおりにしてくれるの。


あたまをなでて、だいすきって。だいすきっていうとだいすきっていってくれたの。これがしたかったことなの。


あとは、ちはるくんをぎゅってだきしめるの。あ、ちかづいてきた。ぎゅー。ぎゅー。…z





「舞花、起きなさい。千晴くんが来ているわよ。」




ひぇっ?まいかものすごくねてたの?ちはるくんのゆめをみてたの。ゆめだったの。しゅん。


とにかく、いまはちはるくんにあいにいかなきゃなの。





舞花は玄関前ににいるお母さんに開けてと言ってドアの先の千晴くんを迎えるのだった。




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