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鏡の部屋  作者: さっとん
2/2

2話

「お前名前は?」

「はい?」

こぶができた頭をさすりながら、少年はききかえした。

二人は税関所の近くの大きな町に来ていた。

市場でもやっているのだろうか、多くの人でにぎわっている。

まだ昼過ぎで、相変わらず気温は高い。だというのに、多くの人が肩を

すり合わせるようにしていきかうので当然湿気も高い。

彼らは混雑している通りから外れようと必死にかき分けかき分け

進もうとするだが、黒い汗にまみれるだけでなかなか出られない。

「だ、か、ら、名前だよ名前!」

市場の喧騒に負けじと青年も声を張り上げる。
















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