表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/15

二人の決意

その夜、太郎と家康はオフィスで遅くまで残り、コンビニ弁当を食べながら話した。家康はふと、戦国時代の話を始めた。「某は天下を取ったが、失ったものも多い。息子・信康を、己の手で…」 家康の声は震え、目を伏せた。太郎は初めて見る家康の弱さに驚きつつ、自身の過去を語った。


「俺もさ、昔は広告で世界を変えるって夢見てた。でも、電王社でアイデア潰されて、自信なくして…。じいちゃんに出会って、初めてまた夢見てるんだ」


家康は太郎を見据え、静かに言った。「太郎よ。天下とは、金や力ではない。民の心を掴み、共に未来を創ることじゃ。某はもう一度、それを証明したい」


二人は缶コーヒーで乾杯し、「天下統一」を誓った。渋谷の夜空に、星は見えなかったが、太郎の胸には希望の光が灯っていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ