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第5話 後編 祭りの夜に…

しばらく出せずすいませんでした。

これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします。

エレアと祭りに行く約束をしたものの、一体自分は何をすれば良いのだろうかと思いググってみたがどれも恥ずかしい事ばかりでやめた。

「何してるの?」

「おわわわっ⁈、いたのかよ…」

いきなり後ろから声をかけられたのでビックリして振り返るとそこにエレアがいた。

「うん、ドア開いてたし呼んでも出て来なかったから…」

「壊れてんだよなあれ…」

エレアは、自分が今していたことに気づいてなかったのでセーフという事にしておく。

「なんか用か?」

「うん、お祭りの事なんだけど…」

何故かエレアがもじもじしていたので聞いてみると、お祭りで何をするのか知らないらしい。まあ、ドラゴンだったし当然だが…

「そっか、エレアはお祭りが初めてか…なら俺が楽しませてやるよ。」

「本当か?」

「おうっ!」

「なら楽しみにしておくぞ!」

そう言って楽しそうに帰って行くエレアだった。


お祭り当日…


一応約束した時間より早めに来てみると会場はいっぱいいっぱいだった。

「もうこんなにいるのかよ…エレア見つかるかな…」

「呼んだか?」

「うおっ!、いたのかよ」

「声が聞こえてな、約束より早く来てしまって暇してたんだ。」

「そうなのか…」

自分も同じ理由だったのは言わないでおくことにした。

「屋台でも見るか?」

「屋台?」

「あぁ、色々なゲームや食べ物がある所だよ」

「ほう、楽しそうだな。よし、行ってみよう!」

スキップしながら先に行こうとするエレアを追いかけながら者和は、エレアを楽しませようと心に誓った。

「ふむ、これが屋台か…」

屋台に着き、エレアは一言そう言った。

「何か食べるか?」

「そうだな…あれにしよう」

そう言って指をさしたのはたこ焼きだった。

「美味そうだな…よし、おっちゃんこれ2つ」

「おうよっ!」

ネギマヨを2つ頼んで椅子に座って食べる事にした。

「エレアは、たこ焼きは初めてか?」

「うむ、初めてだ。」

そう言ってたこ焼きを食べる。

「う、美味い!」

「本当だな!」

そう言いながらぺろっと食べてしまったので次何をするのか聞いてみるととりあえず見てみる。という返答だった。

しばらく歩くと射的の屋台があった。よくみると知っている顔があったので声をかけた。

「セノアもいたのか」

「おぉ、者和ではないか!あとエレア様も!」

「セノアは何をしているんだ?」

「射的と言うものであの景品を銃を使って落として景品をもらうというものです。」

「成る程な…やってみるか…」

エレアが射的の屋台に行ってしまったので自分もする事にした。

「こうか!」

パンパンッ! パタッパタッ!

エレアが1発撃つたびに景品が1つ2つと落ちていく…屋台のおっちゃんが驚いている。

「上手いな…」

「見てみて、いっぱい取れた!」

エレアが笑顔で言ってくるのですごいなと言いつつ自分も嬉しかった。

「そろそろ花火が上がる時間だし見に行ってみるか」

「そうだな」

移動して近くの椅子に座って花火を待つ。この時間はとても心がドキドキしていた。

バンッ!ピューーーッドオォーッン!

ついに花火が上がった。花火はとても綺麗で見ていてとても幸せな気持ちになった。そしてこれが悲劇の幕開けとなった……

いかがでしたでしょうか。

相変わらずなかなか進まないですけど

あくまで少しずつの物語なのでご理解いただけたらと思います。

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