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異世界で俺は最強召喚獣?!  作者: アマツカサ
第1章 出会い、そして契約
8/23

力の秘密と状況説明

日を改め、前回の修正と読みにくい部分の直しをしておきました。内容自体は変えてないのでそのまま読み進めて大丈夫です。

~神代優護~


「あー、取り敢えず説明お願いします。」


 結果的に5匹(人?)を殴り殺してしまった事に対して、全く実感が湧かなかった。とにかく俺に何が起きているのか、この場で唯一理解しているであろう女神様に向き直り聞いてみた。


「まずは、そうですね。手っ取り早く理解して頂く為にも、目の前に扉が出るようにイメージしてステータス・ウィンドウと唱えてください。」


「ん、了解。ステータス・ウィンドウ」


 すると目の前にパソコンの画面大の透明な板が現れ沢山の文字や数字が書かれていた。不思議に思い板に触れようとしてみたが手は素通りしてしまった。


「そこに貴方のステータスが書かれています。またステータスウィンドウは他人には見えず触れる事も出来ません。この世界では貴方しか使えないので面倒事に会いたくなければ誰にも知られないようにすることを推奨します。」


 画面を覗き込んでみるとそこには、


名前:ユーゴ・カミシロ(19)

職業:拳闘士

LV :8192(NEXT:10,523,763)

HP :1,901,621(MAX1,901,621)

MP : 162,841(MAX 493,631)

ATK:2,041,368

DEF:1,181,107

INT: 329,554

RES: 456,799

HIT:1,265,644

SPD:1,314,232

装備:布の服、皮の靴、魔法鞄

特性:経験値+400%、技熟練度+400%、アイテム性能UP、スキルシェア、オートHPヒーリング、オートMPヒーリング、錬金術、ラーニング


と、書かれていた。


(何か見覚えあると思ったら『界渡りの幻想』の自キャラとほとんど同じだ。)


 実際には装備が変わってたり、最大MPから大分減っているのが気になったがそれ以外は紛れもなく最後にセーブした時に見たものと一致している。


「これは一体?」


「今の貴方のステータスです。これでさっきの怪力について説明は不要になったと思うので、次になぜこんな事になったのかというと、そもそも貴方がここに呼ばれた原因は、そこで倒れている子がこの壊れた召喚陣を偶然にも起動し、召喚獣との契約を行おうとしたからです。本来、肉体を持たないアストラル体の召喚獣を呼び出し、肉体を与え契約するだけのはずだったのですが、異世界より貴方を召喚する結果になってしまった訳です。これは推察でしかありませんが、彼女から放たれている強い魔力の素質と彼女の血、彼女の願いが陣を変質させ起動したのではないかと思われます。」


「取り敢えず事故に巻き込まれて異世界へ飛ばされたってことでいいのかな。それでなんでゲームキャラに?」


「召喚の対象条件に彼女の願いが加わっており、条件を満たす為に2人の体と魂が混ざり合ったのだと思います。ただそんな無理をしたせいでいくつか問題が発生しています。」


「問題って?」

 

「まず一つ目に、貴方のいる世界とこちらの世界に空いた穴を塞ぐために貴方の存在を『無かった事』にしてこちらに元から存在するものという扱いで空間を修復しました。よって貴方は生涯帰る事が出来ません。そして二つ目、貴方は現在召喚獣という扱いになるのに契約が完了していない為、肉体と魂が定着しておらず自身の魔力を代償に存在している訳です。つまりこのままでは、貴方のMPが0になった瞬間魂が乖離かいりし死ぬということです。」



「勝手に呼び出しといてもう二度と帰れない上に、このまま時間が経てば死ぬって?!ふざけるな!!」


「私はただ召喚による世界の歪みの修復と説明の為にいるだけなので、文句があるなら呼び出した彼女に言って下さい。それと私はこのままではといったのです。死なない様にする方法はあります。」


「ど、どんな方法なんだ。早く教えてくれ!!」


 再度ステータスを開いてみるとMPは残り15万を切っていた。


(今はまだ余裕があるように感じるけど2~3分程度の説明で12000以上減ってるってことは俺の命は残り30分前後しか無いって事じゃないか!!)


「彼女を起こし契約を完了させるしか方法はありません。そうすれば魂が安定し魔力による維持が必要なくなります。」

 消費MPは特性による回復を含めて一分で大体3000~5000ほど消費しています。また治療や戦闘中は身体を動かす度に大量のMPを消費しています。

 

 次回契約、イリア視点で書こうか優護視点にするか迷い中。

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