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異世界で俺は最強召喚獣?!  作者: アマツカサ
第二章 すれ違う思い、または見習い卒業
21/23

探索開始

大変長らくお待たせしました。

GW中にあげる予定でしたが筍掘りやら神輿担ぎやら筋肉痛やらで力尽きている間にGWは終わっていました。(MH3Gに嵌りG級まで進めたのが1番の原因だったり)

〜イリア〜


 洞窟内は入り口に比べとても広く高さは優に大人二人分はあり、コボルトが棲むには些か大き過ぎる気がしますが複数人で立ち回るには広い方がやり易いので私達にとっては都合がいいです。


 乱戦を避ける為コボルトを見つけ次第気付かれる前にユーゴさんのエアロ・カッターで首を落としながら進んで行くと三叉路に辿り着きました。


「分かれ道ですね。何処から進みましょうか?」


「殲滅が目的だから全部廻るけど、道に迷わない様に左側から沿う様に進んで行こうか。」


「分かりました。それでは通った道に目印をつけるのはまかせて下さい。」


 ずっとユーゴさんに頼りきりだったので私も何か役に立とうと思いマーキングと簡易地図の作成に名乗りを挙げました。


「ありがとう助かるよ。」


「ならば拙者は入り口に戻り巣に戻って来る輩の始末でもするとしよう。」


「それなら俺も手伝おう。」


 と言いゴーキさんとアドルフさんは来た道を戻り始めました。


「お二人共行っちゃいましたけどカルロスさん、試験官が手を出したりして大丈夫なんですか?」


「巣の外から来たのを倒す分には助けに入った事にはならないから大丈夫。でも試験では退路の確保の為に許可されてるけど、実戦ではいつ背後から敵に襲われるか分からないと常に警戒しておく様に。」


「了解です。」


「その辺は経験を積んで行けば自然と身に付くものだから熟練者とパーティーを組んで学んでいくといい。」


「例えば洞窟内だと敵の背後に回れないから大剣や太刀は後衛にまわすとか?」


「おっ、ユーゴ君鋭いね。その通り、大物を振り回す武器は周囲を囲まれると動きが制限されるから本来の力を発揮しにくい。けれど槍なら突く事が出来るから正面でのぶつかり合いに相性がいいんだ。」


「だからと言ってあいつらが足手まといとか勘違いはしないでくれよ。例え狭くてもそれに合わせた戦い方はあって十分強いんだ、ただ戦い辛いってだけでね。」


 それから私達は四、五回枝分かれした道をコボルトを倒しながら左から順に辿り元の三叉路から次は真ん中の道を進む事にしました。


「それにしてもこの壁土を掘って石とかで補強してるみたいだけど地震とかで崩れたりしないかな?」


「地震と言うとアース・シェイクの事ですか?あれは確かレベル50近い土属性が得意な魔法使いが使えるものでこの辺りではそうそうお目にかかれないと思いますよ。」


「魔法じゃなくて自然現象の方。こっちじゃ起きないのかな?」


「この辺りは自然の地震なんてまず起こらないね。近くに火山なんかあると起こるって聞いた事あるけどここらで暮らしてる人からすれば御伽話の様な物さ。」


「そっか、地震が無いからこんな危なっかしい洞窟も平気である訳か。」


「私も地震は一度も経験した事は無いです。魔法でも無いのに大地が揺れるなんて想像も着きません。」


 ユーゴさんから地震について詳しく聞こうとした矢先、奥から人の叫び声が聞こえてきました。


「今のは・・・まさか?!」


 カルロスさんが何かに気付きいきなり走り出しました!


 私達は急いでカルロスさんの後を追いかけ奥へ向かいました。

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