23/27
守りたいのに
「ゆ、き・・・」
思考が止まる。
「美佑、助けにきた」
裕樹の目はまっすぐで私の心を乱そうとする。
傷ついたその姿も私の心を乱そうとする。
「帰ろう」
優しくて真っ直ぐで強引な言葉。
でも、もう傷ついてほしくない。
守りたい、好きだから。
「帰ってっ!」
私は叫んだ、帰ってほしかったんじゃない。
助けに来てくれてうれしかった。
不覚にも喜んでしまった。
「み、ゆう・・・」
驚きを隠せない裕樹の右目が目に映る。
「っまた来る」
「もう、いいっ来ないでっも、う傷つかないでよっ」
自分が暴走してしまいそうになる。
自分が自分じゃなくなる。
「私は、お父様のきめた人と結婚する、だからもう来ないで」
そういって私は家の中に入った。
かなりペースダウンしてますがよろしくお願いします。
あと、評価していただければうれしいです。




