La vie quotidienne
開いてくださり、ありがとうございます。
楽しんでいただけたら幸いです。
「ただいまー!」
オシゴトから家(メイド喫茶)に帰り、裏口の扉を開ける。
「あ、魔符お帰りー!」
すると、丁度注文されたものを取りに来てたらしい果物が迎えてくれた。
「忙しいから、すぐ準備してねー!」
そう告げると、さっと表に出て行った。
「えー…疲れてるのにー…」
ブツブツと文句を呟きながら着ていたコートを脱ぎ、衣装に着替える。
私たちのメイド喫茶は、メイド服じゃないんだよねー。
皆でおそろいなのは白色の少し袖が長いスウェットだけ。
他は自分で好きなようにカスタマイズできるの。
私は胸元にリボンをつけ、膝上のプリーツミニスカートを履く。
ちなみに、どっちも髪と同じ紫色だよ。
髪をハーフツインテールにして、最後に紫色の狼の耳を付けて…。
「まふ!行きまーす!」
元気に叫び、表へ足を踏み出した。
「だぁー!づかれたー!」
「あはは、おつかれー」
「愛猫ー!」
裏で机に突っ伏していたら、あいにゃんが声をかけてくれた。
あいにゃんは、おそろいのスウェットの上に、ホワイト系ブラウンのニットベストを着ており、胸元には赤色の、私とおそろいのリボンをつけている。
そして何より目立つのは髪と同じ、黄色の猫耳!
あいにゃんの可愛さを引き立てているみたい!
「あれ、リーダーもうへばったの?」
「えーマジ?」
「しっかりしてよー」
「うるせえのが来た…」
表からこちらに足を運んできたのはうるせえ三銃士。
詩星、雨、らいち!
みんな洋服可愛いけど、説明するのがめんどくさいので、また今度ー。
「って、いうか!お店!どしたの!?」
全員集合しちゃったけど、お店開けっぱだったらいけないよね!?
「あー、それなら今日はもう終了でーすって言って全員追い返したからだいじょーぶ!」
れいんがグッチョブと親指を立ててるけど、追い返すのはどうかと…。
「もうご飯もないしね…?」
そういってらいちは空っぽの厨房を横目で見た。
Oh…今日中に買わなきゃね…。
ピロリロリン
突如スマホの着信音が鳴り響いた。
私の…ではないな。
「あ、僕のだ」
ぼけーっとした顔でしほがポケットから水色の、星野キーホルダーがついたスマホを取り出す。
それから少し眉を下げると
「紫と僕に依頼だって。合同任務らしいよー」
・・・
「マジ?」
ここまで読んでいただきありがとうございます。




