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ザアザア、と雨が降っている。
嗚呼、本当に嫌になるなあ。なんで俺ってこんなに雨に好かれてんだろう。
服も水を吸って重いし、なんでだろうなあ体も重くて、上手く手足に力が入らないや。
もしかして、眠いのかな。そういや、今日は忙しくて昼寝できなかったもんなあ。
俺にしては真面目に仕事したんだから、褒めてもらわなくちゃ。
いつも怒られてばっかだもん、たまには褒めてもらうのもいいよね。
そうと決まれば早く起きなくちゃ、服もぐちゃぐちゃで気持ち悪いし。
そこまで考えて、あれ、と違和感を感じる。
先程迄不快感を感じていた体が、なにも感じないのだ。
ぐちゃぐちゃに服が濡れていつもなら不機嫌になるのに、雨に濡れて体が冷え切っているはずなのに、なにも感じない。
ただ、ただ、意識が遠のいていく感覚。
嗚呼、眠いなあ。
やっぱり、みんなに褒めてもらうのは起きてからにしよう。
それがいい、だってこんなに疲れてるんだもん。
徐々に、瞼が下りてくる。
地面に横たわった体は何も感じなかったはずなのに、今は不思議と暖かい。
雨と共に流れている真っ赤な水のせいかもしれない。
今なら、きっと気持ちよく眠れそうだ。
瞼を閉じてしまおうとした時、遠くから誰かが走ってくるのがみえた。
小さくて、幼い影。
あれは、誰だったかな。知っているのに、今は頭が働かなくて何も思い出せない。
なんであんなに急いでるんだろう。
何を叫んでいるんだろう、何を言っているんだろう。
わからない、わからないけど、大きな瞳からぽろぽろと流れる水を見ていると、なんだかそれをぬぐってあげなければいけないような気がした。
ああ、でもごめんね。
今、指先一つも動かせそうにないんだ。
あれ、そもそも俺に腕なんてあったっけ。
そんなことをぼんやりと考えていると、此方に向かって走っていた小さな影は誰かに止められていた。
必死に暴れて拘束を解こうとしていたけれど、もう一人一緒にいた影はなにかを諦めるような、悲痛な顔をしている。
そんな様子をみて、俺は何処となく安心していた。
それでいいんだよ、だっていまの俺の姿はきっと、きっと…あれ、なんだったっけ。
さっきまでうごいていたしこうさえも、じょじょにうごかなくなってきた。
ああそうだ、おもいだした。
おれはねむいんだ、だからねなきゃ。それで、おきたら、…おきる?おきるってなんだろう。
いいや、もう。かんがえるのもめんどうになってきた。
ゆっくり、ゆっくりとしかいがとざされていく
ずっとなきさけんでいるちいさなかげをみつめながらおれのしかいは、まっくらなやみのなかにおちていこうとした。
「アモン。」
しゅんかん、だれかのこえがきこえた。
そのこえを、おれはずっと、ずっとまっていたんだよ。
だからうれしくて、ちいさくわらってしまった。
「迎えにくるの、おそいんだよ、ばーか」




