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0499勇者とドワーフ文字
ゴブリン帝国のもとあった場所は巨大な鉱山を掘り尽くした後にあった、
ゴブリンによってドワーフの作ったであろう彫像は大半破壊しつくされ、
ドワーフの痕跡をたどるのも困難かに思えたが、
さすがのゴブリンも石を砕くのには戸惑ったか?
「手がかりになりそうなものは無いわね、というよりここにドワーフがいたのはどれくらい前?」
「知らん、だがゴブリンが帝国を築くほどの月日だ、ドワーフ自体が絶滅したのかもしれんな」
「あ、待ってください、ここ、石碑です、ドワーフ文字が彫られています!」
「あ、ぷるぷる、本当だ! 前は気付かなかったけど、辺り一面石碑だらけ!」
ゴブリンの白骨死体をどけながら、僧侶は石碑に近づいた。
「僧侶、あんた読めるの?」
「記憶が正しければ、ええと!? ドワーフは南の山脈にて待つと、これ恐らく最後に記された」
「南の山か」
一行はドワーフを探して、南の山へ向かう。




