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0498勇者の旅の行方
「よかったですね! 勇者様、通行手形がまだ使えるってことは、ぷるぷる!」
「そうね、王都の噂を訊いても、国王陛下大勝利! って話で持ちきりだし」
「で、勇者様はどこかに行くあてがあるんですか?」
勇者が頼りにしているのは、敵の居場所の記された地図であるが、さて?
馬車に揺られて、再びどこへ行こうか?
「ちょっと待ちなさい! あんたの剣が一番の問題よ! 剣と言えば刀鍛冶といえばドワーフだけど」
「うーん、どうでしょうか? ドワーフの住処を町の人が知っているとは思えませんし」
「ドワーフか、そういえばどこかで聞いた覚えがあるな」
「ゆ、勇者様、ゴブリン帝国があった場所って元はと言えばドワーフの住処だったのでは?ぷるぷる」
「それよ!それ! ついてるわ! そこでドワーフの手がかりを得るのよ!」
いつも元気な魔法使いメフレマーナであった。
勇者の剣、はたしてどうなるだろうか?




