スキル考察
汎用能力についても触れてますが、それについてはそこまで深く掘り下げる予定はありません
俺のスキルに対して、ひとしきり【解析】をかけては説明を繰り返す。
うん、自分でも何を言っているのかさっぱりなんだが、【解析】で出てくる内容を口に出して説明してるだけだ。
何となく分かるけど、あくまで何となくしか分からん。
「ボクだけじゃ手に余るよ!アインとシェラも呼んで来るからキミなりに整理しといて!」
ヴァニスはそう言って、鑑定した紙を持って出て行ってしまった。
俺もよく分からんのだが、地道に【解析】を使ってはそれらしく情報を整理してみる、完全にゲーム感覚になってしまった。
この【解析】、相当便利なもので、いわゆる「ヘルプ」的要素にもなっているらしい。
ただ、スキルの【?】や他の?になってる部分は全く分からなかった。
Lvや生命力・経験値については大よその察しは付くが、運や魅力は不明だな、経験値もよくわからんし。
とりあえず当面の問題はスキルについてだ。
名前が判明している七つのスキルがあるわけだが、【限界突破】だけは不明な点が多かった。
一応解析結果は、こうだ。
【限界突破】:限界を超えることが出来る
これは放置してもいいだろう、説明もあまりにも抽象的すぎるし。今のところ【解析】で出た結果がこれ、ということだな。
【完全翻訳】:意思のある声に対し、適切な言語に自動的に切り替えられる
生前の異能がコレだったんだろうと思う。精霊の声が聞こえた理由もコレだろうな。そういう特殊能力を先天的に持ってたってことだろうな。
【無限成長】:能力の上昇および取得に制限を持たない
ヴァニスもこれは知っていたらしい、というかヴァニスも持っているそうだ。タブ付きは元々あるスキルってことかいな。
ちなみに効果はそのまんまで、神候補レベルの人物なら珍しくないとのこと。それが凄いことなのかはよくわからんが。
ただ余計に【限界突破】とは一体何なのか、という気がするが。
【解析】:対象の情報を正確に知ることが出来る
ヴァニスの[鑑定]は魔法で、こちらはスキルらしい。存在は知っていたが持ち主は初めて見たとのこと。少なくとも[鑑定]より正確な情報が手に入るのだろう。
ただ、さっきから使っていると、微妙に馴染んでいる気がする。使い続ければ、もしかしたら今不明なところがいつか分かるかもしれない。
【模倣】:対象の汎用能力を模倣し、取得する可能性がある
便利そうだが、使用するものではないようだ。ふんわりとした説明だが、汎用能力の取得が早まるのはありがたいかもしれない。
【成長促進】:能力の上昇数値を大幅に引き上げ、スキルの熟練度にプラス修正
単純に考えれば、より早く強くなれる、ってことだろうか。
ステータスの(18)みたいな数字はこれの恩恵?Lvが上がればこの分上がる、みたいなトコかね。
【念話】:対象に思念で話しかけることが出来る
精霊相手に自然と使ったスキルっぽい。喋らずに意思を伝えることが出来るスキルだとヴァニスが言ってたっけか。
ただ両方が【念話】持ちじゃないと本来一方的にしか伝えられないそうな。精霊と会話が出来るっぽいのは【完全翻訳】との合わせ技だったりするのかね。
ちなみに最初の【解析】で確認しきれなかった汎用能力はこんな感じだった。
戦闘系:【体術2】【剣術1】【銃術3】【弓術2】【暗器3】
魔法系:【魔力感知1】
職業系:【鍛冶2】【木工4】【建築3】【裁縫2】【医術2】
【革加工1】【彫金1】【料理6】
採集系:【農業4】【林業2】【採集3】【採掘4】
その他:【家事7】【礼儀2】【交渉3】【算術5】【生存術3】【観察眼3】
ヴァニス曰く、汎用能力は俺の【解析】のみでしか知りえない項目らしい。
まあそれはそうだろう。こんなものが誰でも知りえたら、能力の優劣に差が出すぎて、さぞかし生きにくい世の中になりそうだ。
俺も極力、他人に【解析】はかけないことにしよう。
カテゴリは俺が整理した結果だが、それぞれを【解析】した結果、おおよそスキル名の通りだと言える。
右側の数字は【成長促進】にあった「熟練度」に値するようだ、スキルレベルってトコかね。
やはりというか、戦闘に使えそうなスキルは少ない。むしろ魔法系に属しそうなスキルがあったことが驚きだ。
もしかしたら[鑑定]をかけられた時に手に入れたスキルだったりするかもしれない。
逆に他のスキルは相当な数があった、それなりにスキルレベルも高いということは、ある程度共通する部分があるということだろう。
いっぱいあるように見えるが、【電子工学7】とか【電子機械作成8】とか、この世界では使えそうにないものは省いてみた。エネルギー系はほとんど全滅っぽいもんな、特に電気。詳しく聞いたわけではないけど、文明レベルは確実に落ちるだろう。
【睦言7】とか【閨事7】とか見なかったことにする、経験豊富ってワケじゃないんだけどどういうことなの。
とりあえずヴァニスに理解が及ぶであろう範囲だけ説明すればいいか。
さて、一通り解析もしたし、あとは三人を待つことにするか。
◆◆◆
「カノー君のステータスが確認出来ただと?」
シェラは飛び込んで来たヴァニスの報告をまず疑った。
「彼の魂は特別製ということは聞いているが、始原の世界から流れた魂に魔力は存在しないはずだが」
「我も信じがたいな、魂はあっても精霊体であろう。魔力云々以前の問題ではないか?」
同僚アインも手を止めて口にする。
ガダースは砂時計を作り上げるのに夢中で、ヴァニスが来たことすら気づいてない。
否定的な反応をする二人を無視して、ヴァニスは興奮気味に言う。
「ボクも最初信じられなかったけど、ラピュータが念話系スキルを持ってるんじゃないかって言ってたんだって!それで一応[鑑定]をかけてみたら、ステータスが出たんだよ!しかもそれだけじゃないんだ!」
シェラとアインは唖然と互いを見つめる。
「[鑑定]で結果が出ただと……?有り得んだろう?」
神界に住めるのは神族と精霊のみに限られる。
精霊体である善一はその理のギリギリなのだろうとシェラは判断していたし、アインも有り得なくはない、という結論を出していた。
[鑑定]とは、その生物が持つ能力を知ることが出来る、という魔法術式であり、昔から極めて難しい魔法とされたものだ。
本来大まかな能力の高低のみ把握する、というものであり、その術式を改良し、魔法の詠唱を伴うことで完成させたのがヴァニス。
ただしその対象は、「魔力を持つ」「生命体」にのみ適用される術式であったはずだ。
善一の存在は、「魔力を持たない」「精霊体」であり、いずれも適用外である。
「それじゃまずこれを見て!」
ヴァニスは一枚の紙を差し出すと、そこには見慣れた文字の羅列。
まぎれもなくステータスボードのそれだ。
「ゼンイチ・カノー、運命破壊者……特殊能力2つに固有能力4つ持ちだと!?」
シェラはステータスボードを見て震える。
ヴァニスがでっちあげたものではない、この紙はシェラ自身が作り出した、ステータスボードを紙に映し出す特別製だ。
そこにステータス以外が書かれることは有り得ない。
「【無限成長】に【念話】……【解析】だとぉ!?消失能力ではないか!しかもなんだ、新スキル3つ!?こんな馬鹿げたステータスがあるかぁっ!」
アインはスキルを見て叫ぶ。
この際魔力の低さ云々は問題ではない、Fというのは最低ランクだが、問題はないはずの魔力が「ある」ということだ。
しかし、神の間でも名前と概要しか知られていない消失能力所持者であり、解読不能スキル持ち。
すなわちこの世界に存在しないスキルが、3つ。
【無限成長】はヴァニスとホウセンという所持者を知っているが、その効果は神の中でも最高級の資質と言われ、実際二人は上級神への昇格も予定されていたのだ。
しかし二人の驚きはこれで止まることはない。
「彼に自分に【解析】をかけてもらったら、もっと凄いものが出てきたよ!それがこれ!」
ヴァニスはもう一枚紙を取り出すと、シェラとアインは食い入るようにその紙を見つめる。
「数値化、だと?それに……」
「唯一能力持ち……神と同格ではないか!」
「もしかしたらボク達も【解析】出来ちゃったりするかもねー」
半分以上読めない、しかし衝撃を通り越すほどの詳細なステータスボード。
ありえないよねーと高笑いをするヴァニスと、話をこれっぽっちも聞いていないガダースの存在を忘れる程のインパクト。
辛うじて読める部分に、「半精霊種精霊体」とあることから、少なくとも精霊体であることは間違いではない。
であればもう半分は「生命体」の何か、ということになるのではないだろうか。故に、「魔力を持つ」「生命体」である、という[鑑定]の適用内に、「解釈次第」ながら収まる。
だがこれは何だ?どういうことだ?
目の前にあるものに最早言葉の出ない二人に、更に来客が訪れる。
「シェラさんいるー?」
そう言ってやって来たのはアズリンド。
しかし反応出来たのはヴァニスだけだった。
シェラとアインは焦点の合わない目をしている。
「あ、アズリンド様だ。なんだかご機嫌だねー?」
「ヴァニスちゃんもいたんだ、てかシェラさんとアインさん、どうしちゃったの?」
「カノーさんってアズリンド様と同郷だよね?」
「うん、そうだよ。すっごい人なんだよー、もう会った?」
「さっき会ったばっかり。でもすごい人ってのはもう分かったよー、ステータスが出たからね!」
アズリンドは「ステータスってなんだっけ?」と首を捻る。
そういえば赴任してきた時、説明を受けた気がするが、自分には関係ないものらしく、思い出すのにしばし時間がかかった。
その様子を見て、ヴァニスは未だ現実から帰らぬ二人からステータスの紙を引っこ抜くと、アズリンドに渡す。
片方はこちらの世界で使われている文字だ、ただ一部がおかしい。
もう片方はほどほどにしかこちらの文字が使われていない。
だが、二枚の紙のおかしい部分は共通している。
「これ多分日本語が使われてるね」
へー、なんかいっぱい書いてあるなー、とお気楽なアズリンドはポツリと呟くと、シェラが不意に現実に戻ってくる。
「日本語とか何ですか?」
「善一さんの母国の文字だね、私もよく知らないから読むのは難しいんだけど」
運命超越者と書かれた部分を見て、思わず笑ってしまう。
それにしてもスキルが多いなあ、と思うアズリンドは、こう告げる。
「こんなにスキルがあるなんて、やっぱ創造神さまの魂はすごいね」
その瞬間、ヴァニスの笑顔が張り付き、ガダースは砂時計を割り、シェラはその場に崩れ落ち、アインは現実から戻ってこなかった。
◆◆◆
話せるだけの説明を五人にしたところ、しばらく静寂が訪れた。いや、五柱なんだろうけど、もうどうでもいいや。
シェラとアインに加え、引き攣った笑顔のヴァニスが、ニコニコ顔のアズと、ものすごい威圧感溢れる男も一緒に連れてきたのだ。
アズは♪マークが付きそうな勢いだが、威圧感溢れる男以外は真っ青だ。
何があったし。
さしあたり、【解析】で判明した部分とか、汎用能力のことを説明すると、アズ以外の反応は芳しくない。
「嘘だ、そんなのありか」「いや、しかし、職業のこともある」「魔力探知がなんで出来るの……」「鍛えがいがあるようだな」
最後だけえらい豪胆なんですけど。
まあ強そうだから逆にありがたいかもしれんが。
「……つまり、だな、そ…カノーは無限に強くなる、ということでよいの、だな?」
アインは紫を更に青ざめるように言葉を口にする。
正直そこら辺は分からんよ。ただ【無限成長】は間違いなくそうだし、【限界突破】も何かしら関係あるんじゃないの?
まあ、「強くなる」の定義はようわからんけど。
「……精神体のままで知識や強さを得ても、転生したら忘れちゃうとかないの?」
ヴァニスが震え声でシェラに問いかける。
その辺がどうなるかなんだよなー、でも少なくとも知識は身に付けといた方がいいんじゃないかな?
それに魔力があるなら魔法の使い方も知りたいし。
「……転生時に最後の記憶やスキルを引き継ぐことは不可能ではない」
個体探しが大変だろうが、何としてでも見つけ出す、とシェラは何か振り切った様子で断言する。転生担当なのかねシェラは。
転生引継が出来るかは彼女任せだな。
てか出来なかったらどうしようってなるからホントお願いします、転生したら忘れてましたは笑えない。
レベルや能力は仕方ないにしろ、記憶とスキルは引き継ぎたいところだ。
「善一さんはやっぱり凄い人です!まだこれからですけど、善一さんならきっとこの世界を救ってくれます!」
アズはにこやかに宣言する。うむ、いい笑顔だ。
思わず「任せろ」と返事しちゃったよ。
他人に任せられるトコは他人に任せりゃいいんだよ。
「ならば早速鍛錬を開始せねばなるまい」
最後に口にしたのは、武神ホウセン。
初対面だが、武人として圧倒的風格を持つ存在、そしてその名前。
ホウセンは地球、あるいは地球によく似たあの武将、なんだろうか?
「然り」
口に出した覚えは無かったが、どうやら伝わってしまったようだ。
あの「天下無双」と鍛錬か。俺死ぬんじゃないか?
加納善一は死んだし、今も生きてるとは言い難いけどね、HP的な意味で。
とりあえず今後の方針についてだが、世界救済については全員賛成らしく、俺を信用してくれるそうだ。
ただ、やはり今すぐ転生するのは危ういという判断。
結果として、砂時計を利用して作った時間割を決めて、色々と勉強することになった。
ちなみに神族というのは睡眠はとるそうだ、俺だけ起きてる時間とかありそうだなー。俺寝なくても平気っていうか、寝てても寝てる気がしねえんだよな。
そういう意味では少しばかり今の身体に不満がある。
◆◆
アズに俺の「ルーム」を作ってもらった。
8畳くらいのごく普通の和室だ、1Kのワンルームみたいな感じだな。
少しばかりリソースも分けてもらったので、簡単なものならイメージで作り出せる。何もないところから音も無くモノが出てくる仕組みは謎だが、そういうものだと考えよう。
結構な時間が経っていたようで、あの場は一度仕切りなおしということになった、そういえばヨシュアとはまだ会ってないな。
どんなことをして神界で過ごすか、ということをメモするべく、大学ノートとボールペンを作り出してはつらつらと書き連ねる。
・武術神ホウセンから武術を学ぶ
少なくとも魔物との戦闘は不可避だろう、ならば可能な限り戦う術を学ぶべきだ。
あの「武神」との戦闘訓練か、やる気ありすぎな感じだったし、しばらくは手加減してもらいたいものだ、死ぬかどうかは不明だが痛いのは確かだしな。
・魔術神ヴァニスから魔法を学ぶ
ヴァニスは基本的に俺に付きっ切りになるそうだ。俺は魔力が低いし、魔法は素人とかってレベルじゃないしな。
厳密には魔法じゃなくて魔術らしいけど、魔術と言っても色々あるらしいから、その辺は適正を確かめながらの手探りだと言ってた。魔法と魔術の違いって何だろう?
・知識神シェラからこの世界の成り立ちや、ある程度の常識・文字・歴史などを学ぶ。
シェラは使徒を使って地上の情報を集めてくれるそうだ。同時進行で個体候補探しもしてくれるらしい。一番忙しいのではなかろうか。
転生してからでも遅くない事項が混じりそうだから、程々でいいと伝えよう。
・研究神アインから医療や調合、錬金術などを学ぶ。
どうもアインが居た頃に比べて、その辺りの知識は退化しているようだ。覚えてて損は無いだろう。
錬金術ってのは別に金を作るものではないそうだ、むしろ化学っぽい感じだな。
医療についてはともかく、調合もある程度頭に入れておきたい。何しろ異世界だからな。どんな植物があって、どういう組み合わせて薬になるか、知っておくにこしたことはない。
・生産神ガタースから物作りを学ぶ
現在では既にロストテクノロジーとなってしまっている生産術を持っているらしい。
鍛冶だけではないのは意外だった、どう見ても元ドワーフだけど、偏見よくないね。
もの作りは得意分野だし、是非色々教わろうと思う。
・豊穣神ヨシュアとともに農作業にいそしむ
農業についてはある程度知っているが、これは単純に神族が食事の楽しさを忘れているから思い出させたい、というのもある。
勝手は違うだろうが、神界の食生活を豊かにしよう、ぶっちゃけ農業云々の方がついでだ、神界ではどんな物が獲れるのかな。
・精霊神ラピュータと精霊達及び世界神アズリンドとコミュニケーションをとる。
これは俺の息抜きも兼ねているが、互いの精神安定を図るためでもある。
転生すればしばらく会えなくなるのだから、なるべく時間を取ってあげたいのだ。
時には癒やしも必要なのだ。必要な、大事なことなのだ、うん。
いつ転生するか、というのはこの時点でまだ決まっていない。
世界の滅亡までどれくらい持たせられるかはアズの力量にかかるところが大きいらしいが、「大丈夫です!」と元気よく返事をしてくれた。
ならば俺も期待に応えねばなるまい、やってやるさ。
こうしてしばらくの間、神界での修行が始まった。
◆◆◆
「創造神さまの魂が何故ここに……アズリンド様、なんてことをなさるのです!」
「私の使徒が連れてきちゃったんですー!私は無実です!」
「大問題じゃろが!使徒は己の化身じゃろ!?」
「下手するとボク達だけじゃなくてアズリンド様も消滅しかねないよね?」
「流石の我も創造神さまに研究させてくれなど言えぬ……」
「あ、そこは大丈夫だと思うよ、善一さんは基本的に優しいから」
「俺は遊び相手が増えて嬉しいがな、強いのだろう?」
「アタシも色々付き合ってもらおっかなー、ゼンちゃんって色々詳しいんでしょ?」
「うん、料理も上手だし、ヨシュアさんとも話は合うんじゃないかなー?」
「そ、そ、そ、そうぞ……わ、私はこれからどのようにお付き合いすれば……あの子達はだ、大丈夫、でしょうか?」
「畏まった感じはあんまり好きじゃないみたい、みんなもあまり気にしないでね!」
「……その、実際、どうするのです?このままこちらに残られるのはまずいのでは」
「善一さんは、転生して私たちの世界を救うって言ってた!だからみんなも手伝ってね!」
『………』
「流石は創造神、気骨のある奴のようだな。転生するまで遊ぶとしよう」
ホウセンはウンチョウにしようかと思ってましたが、武力100的チョイスです。
多少ネタバレですが、神々は新界編以外では登場する機会はあまりないので、そこまで深くキャラ付けはしてなかったりします。
ちなみに、シェラに善一は自己紹介した際に、創造神のくだりは口にしてません。
アズリンドは他の神には創造神の魂であることを説明してなかったということです。