※第二章登場人物紹介
なんとなく、第二章の人物紹介でも。
主人公の見た目も完全に別人になったし、ネリーも成長したので。
描写がこれといってない人がいますが、そういう扱いということです。
第二章終了時における人物紹介
年齢については、暫定として第二章終了時とします。
主人公サイド
ゼン・カノー
8歳、エルフ族、男性。
記憶は加納善一のものを引き継いだが、一部残滓のような他の記憶も持ち合わせている。
あまりにも複雑な魂のため、肉体的に制限がかかっている。ついでにスキルも一部スキルレベルが低下したり、封印状態だったりするが、少なくとも加納善一の所持スキルには無関係のため気付かない。
ただし、現在のパラメータの肉体的限界値はおよそ2000強であり、普通の人類種が到達する能力は既に突破済みである。
ヴァニスの指摘通り、【大魔鬼化】により、その枷を外すことは可能だが、実はそれでも完全体ではない。
色々チートスキルを持っているが、現時点の最大のチートは元々持っていた【限界突破】だったりする。ただし、【限界突破】は結構な代償が存在する。
最強系主人公なのに力を振るうことに慎重。今のところは。
3歳の頃からほとんど見た目は変わらなかったが、両親の神具を作った際の代償により、完全に男の娘に。どうしてこうなった。
黒目黒髪の超細身。身長145cm体重25kg、華奢というには非健康的すぎるほどの肉体。肌色もやや色素が薄かったり。
健啖家というには食べられ過ぎる胃袋を持ちながら、その栄養が外見に向くことはない、合掌。
腰ほどまで伸びた髪にほとんどの栄養が行っているのか、髪だけは妙に艶っぽい。
元々小さい顔が更に小顔になり、僅かなエルフ耳も手伝って、中性的なイケメン子役から完全に女の子へとクラスチェンジ。
脱いだらすごいという本人談は間違っておらず、無駄な肉がこれっぽっちもない鋼の肉体なのだが、パッと見で分からない部分の筋肉がすごい。しかもその筋肉が何故か体重に反映しない。
フィナール領のほとんどの住人は女の子だと思っており、辛うじてイストカレッジ付近の住人と、ゼンと直接面識がある者はしっかりと男認定している。一部怪しいところもあるが。
元々男だと思って接しないと、大変な衝撃を受けるハメになったりするが、大抵の人はそもそも男だと信じない。見た目と反した中身を持つ俺っ娘扱い、南無。
ゾーク
35歳、人間族、男性。
ゼンの父であり、SSクラス冒険者という人類種最強の一角。
粗野な性格をしているが、男気溢れる冒険者の鏡、と言われている。
神具を取り込んだため、老化がまるで進まない。むしろ肉体的には力強さを増し、ステータス的にもSSクラス冒険者の中で飛びぬけている。
本人にはあまり強くなった実感がない。強くなった自覚はあっても、ゼンやネリーに勝てなくて若干凹み中。なのだが、成長する神鋼製の神具同化により、現在進行形でステータス上昇中だったりする。
歳相応になってきたのか、性格的には幾分落ち着きを見せている。最近何気に孫が待ち遠しいと無意識に感じていたりする。ゼンがアレだからね、仕方ないね。
何気に今後も出番がありそうな第二主人公的ポジションになる予感。
シャレット
35歳、エルフ族、女性。
ゼンの母であり、SSクラス冒険者という人類種最強の一角。
イストランド郡代官という肩書きを持ち、イストランド郡発展の名声を一手に引き受ける存在でもある。
ゾークと同じく老化しないが、元々エルフ族は適齢期までほとんど老化しないので、見た目的には全く問題なし。
やはり飛びぬけたステータスの持ち主ではあるものの、ゾーク以上に凹んでいる。むしろもう勝ち目なしと見切りをつけているほどだったりする。神具効果は当然シャレットも適用されているのだが。
代官になって、だいぶそれらしくはなったものの、冒険者気質はまだ抜けていなかったりする。
最近ゼンのいじり方が上手くなっている。そろそろNDK?NDK?と指を振りつつ踊り出してもおかしくない。
ネリー
14歳、獣人種猫人族、女性。
みんな分かっているとは思うけど、メインヒロインの1人。
茶髪に赤いメッシュが入った猫耳美女。釣り気味の赤目が可愛らしさを美しさにグレードアップなう。
身長は現在160cmあり、シャレットとほぼ同じ。
ゼンを真似た長髪にヘアスタイルを変更中なのだが、若干のクセ毛であり、ゼンほど綺麗にはまとまらない。具体的にはややハネ気味。ただし前髪までは流してない。
既に少女というラインは通り過ぎており、スタイルはシャレット以上。それでいてしなやかな体つきは健康的な美しさを感じさせる。
【変化之理】で受けている補正も含み、更に成長の余地がある。実はあと2年程度は成長する。
ゼンの眷属なのだが、一応首輪を外せば非眷属になる。だがこれまで外したことは一度もない。
ステータスは既にゼンを除けば大陸最強と断言出来るほどの隔絶とした実力者。眷属効果もあり<災害級>はおろか、ゼンの召喚魔術の上位種相手でも引けをとることはない。むしろ近いうちに召喚魔術最強の[古代龍]に勝てるのではなかろうかとゼンは思っている。
ただし高すぎるパラメータ故に汎用能力の一部が成長鈍化している。ついでに魔法が苦手。武器も長物は好まない。メインは無手である。
仕方ないのでゼンはせめて拳が痛まないように、ナックルガードを取り付けた超強度の篭手を作って渡した。本人は大喜びである。そのうち某大冒険の女武闘家のような装備になるのではなかろうか。
口調が安定しないのは、だいたいゼンのせい。従者らしく、なおかつケモナーの主に好ましいように、とネリーも意外と苦労している。
ゼンが実は幼女趣味なのではと疑っており、いささか発育が良すぎる己の体つきは主の好みなのかと若干不安。ただしゼンの視線の変化にはしっかりと気付いているので、それなりに魅力に映るのだろうと解釈している。
実のところ、眷属効果と自身の直感により、ゼンの目的が何なのか、おぼろげながら気がついている。
現段階でゼンが最も信頼を置く存在。
ユーキリス・ランド
35歳、人間族、女性。
青髪に赤が混じった髪なのだが、苦労人ゆえ白髪も混じり始めた。通称ユーリ。
ヒロインになる予定は全くないし、今後出番も少ないかもしれない。
最近枝毛処理が大変らしい、35歳という人間族としては大変微妙な年齢。
シャレットに呼ばれてイストランド郡執行官として就任したが、ゼンに振り回されっぱなしで旦那を見つける暇などありはしない。
年齢の割には、それなりに若く見えるので、おばさん、と呼ばれることは、まだ「あまり」ない。ゼンはそろそろ子供は諦める年齢やな、と思っている。
泣きを入れながらも何とかゼンに応える仕事っぷりを果たしている点は、ゼンもシャレットも高く評価している。
周囲からはゆるい性格と、ゼンの存在故に評価は低め。部下にはまずまず慕われているものの、悲しいキャラである。
フィナールの町の人々
ダリル・フィナール
故人。今後登場するのは名前だけ。
エドナ・ランド
ユーリの母なのだが、今後登場する予定はなし。
ぶっちゃけて言えば第三章の時点では既に故人。
小話程度で出てくるかもしれない。
ギース・フィナール
26歳、人間族、男性。
茶髪の肩程度まで伸ばした髪型、鋭い赤目、180cmという体格もありそれなりの美丈夫。
フィナール領主であり、爵位は伯爵。
色々あって性格はそれなりにまともになったが、元々の気質からして強気なのは変わらない。
なのだが、初対面の印象が悪すぎてゼンアレルギーだったりする。時間を置いて幾分マシにはなった。
作者の予想以上に苦労人気味になってしまっている。フィナール領の領主なのだから、一番得をしているのは間違いなくギースなのだが。
ナイル・フィナール
24歳、人間族、男性。
ギースの2Pカラー。ただし髪は兄より若干短め。
やはりそれなりの美丈夫なのだが、弱気な性格が顔に出てしまっている。
ニアジュールの町を中心とした一帯の領主であり、爵位は名誉男爵。
本編に関わることはあまりない。
ノス
人間族の女性。フィナールの町の治療所の事務員。
シャーリー
魔族の男性。フィナールの町の治療所の所長。
ゼンの成長具合と持っている治癒魔法に興味がある。
セドン
「セドン商店」の主。人間族の男性。既に老人。
デル
本名はデルドゥイッシュなのだが、今後その名が出てくることは多分ない。
採掘ギルド所属のドワーフ族の中年男性。
ナハト
フィナールの町の冒険者ギルド長。鬼人族の壮年男性。
最近他の地方の冒険者ギルドからの視線が痛い。
ナハト自身は全く悪いことはしていない、むしろ根っからの善人。
レイス
23歳、獣人種狐人族、男性。
そろそろAクラス入りが見えてきた若き冒険者。
主な担当は斥候。ステータスもそれ相応、ギルド評価は「B-」から「B」に上がったところ。
魔法はからっきしだが、それ以外は優秀。
ゼン一行の実力を正しく知る少ない存在。
よくイストランド郡の巡回依頼を請けており、ゼンやネリーとも懇意。
ヒバリ
フィナールの町の冒険者ギルド受付嬢。人間族の少女。
ゼンを女の子だと思っていた。
最近はネリーの依頼達成具合と加速度的なクラスアップに驚き疲れている。
おっちゃん(A)
イストカレッジの住民代表、名前はない。
ゼンが発見した第一村人。
知らないうちに出世している自分を不思議に思うが、ゼンのやることを全面的に受け入れてくれるおっちゃん。
おっちゃん(B)
イストカレッジの住民代表、名前はない。
ゼンが性別を間違えて産まれて来たのだと思っている。今後出る予定は全くない。
ゼン関係の噂で妙なことを言うのはだいたいこいつ。
カルローゼ王国の人々
ソル・カルローゼ
39歳、人間族、男性。
茶髪に赤みがさした髪を耳ほどまで下げている。青目で威厳溢れる177cmの恵まれた体格。
年齢の割には若々しいが、最近気苦労が絶えない。
現カルローゼ国王であり、極めて聡明な王として知られている。
ゼンの知識を高く評価していて、このまま王国に引きとめるため何とかしたいと画策中。
アール・ラル
33歳、人間族、女性。
綺麗に左右に分かれた茶髪を毎日セットしている先祖返り。目の色は黒。
身長153cmは人間族の女性として標準。既婚者で既に息子が1人、娘が1人いる。
ソルの最大の理解者であり、腹心としてナンバーワン、カルローゼ王国文官筆頭。
実は「ラル」という称名に作者が全く由来を考えていなかったりする、脳内で補って頂きたい、と投げやる。
リリーナ・シュア・カルローゼ
7歳、人間族、女性。
ヒロイン候補生。なのだが、メインになれるか微妙だったりする。
容貌を語るにはまだ幼いが、ヨーロッパ的美幼女。金髪碧眼のテンプレお嬢様。
まだ身長は125cm程度であり、お子様というラインは超えない。
純白に青というドレスを身に纏ういかにもお嬢様。実は面倒だったりしてあんまり気に入ってない。勿論外に出るときも同じ。基本的に戦闘要員ではないから当然だね。
普段はお嬢様的口調なのだが、ゼンの前でぶっちゃけた王女様。一応カルローゼ王国の第三王女で継承権は第五位。
聡明なのは確かなので、今後もお嬢様的ポジションになると思われる。
王族だからとかそういったものは関係なしに、ゼンに惹かれている。
出会ってからしばらくは【念話】で遠くでもたまに話していたのだが、それが出来なくなって手紙を毎月書いている。返事はたまにしか来なかったりするのだが。
ゼンはやっぱりお姉さまなのでは、と考えていたりするのだが、それはまた別の話。一応しっかりと男認定をしている。
一応ヨシュアの先祖返りではあるが、ステータス的にはそれほど恵まれていない。
固有能力、【念話】持ち。
最近フランの存在を聞き、危機感を強めている。
カルロ
人間族の中年男性。アールの部下でも高官の位置付け。
色々な衝撃を受けた後に、トドメをゼンに刺された人。
それなりに有能ではあるが、常識人故に理解し切れなかった、合掌。
イアン・ナモ・カルローゼ
名前だけ登場、カルローゼ王国王位継承権第一位。
だいたい17歳くらいの男性、固有能力、【武士】を所持している。
アルバリシア帝国の人々
ヴィー・レス・アルバリシア
39歳、魔人族、男性。
魔族ではあるが、ほとんど見た目は人間。ツンツン赤髪、茶色の瞳。
184cmの美丈夫であり、20代後半程度の若々しさを誇るが、若干衰えを自分では感じている。
強けりゃあとはどうにかなる、というアルバリシア帝国人の代表格であり、現アルバリシア帝国の帝王。
しかし王らしく、隣国を気遣う程度には常識を持ち合わせている。
愛娘フランにして「次元が違う」強さのゼンに著しく興味を持っており、両親ともども帝国に引き入れたいと思っている。
帝位云々についてはまだ深くは考えていない。
ちなみに称名であるレスは「ヴァレス」というヴァニス関連の先祖返りだった人物のことを指すのだが、そこを掘り下げるつもりはない。
フラン・ニス・アルバリシア
7歳、魔人族、女性。
ヒロイン候補生。既にゼンに傾倒しており、今後の展開に期待。
赤髪赤目のショートヘア。ちっちゃな角がキュートで褐色肌の小悪魔的可愛さ、元気娘。
年齢の割には発育が良く、既に135cm程度はある。既にふくらみ始めているとか何とか。
また、精神的にも成熟が早い。これは魔族の成長と、記憶持ちであることに関係がある。
服装が明らかにおかしいのはだいたい母親の趣味。最近ハイレグアーマーに進化した。動きにくいということは全くないので、本人は気にしていない。
誰にも飾ることなく接する少女であり、妙な口調を除けば将来性も抜群。ちなみに口調もやっぱり母親の影響。かーちゃんアカン。
アルバリシア帝国第四席、王国における継承権第四位と似たような意味を持つが、帝国にはそこまで席次に意味はなかったりする。
持って生まれたステータスに驕ることなく研鑽を積む健気さも持ち合わせている。
ゼンに対しては始めから好意的であり、直感で強いと初対面で見破った。
上手く扱えなかった魔術の師匠ということもあれば、そもそも絶対的な強者でもあることから、ゼンを何としても夫にすると意気込んでいる。若干ネリーの思想に似たところがある。
リリーナの存在は知っているが、ゼンほどの男なら、妾なり第二夫人なりの1人でも持つのは当然だろうと思っている。正妻の座は譲るつもりは、今のところない。
やっぱりヴァニスの先祖返り。初期ステータスも成長値も相当恵まれている。
特殊能力、【無限成長】持ち。
7歳にして既にアルバリシア帝国最強の一角だったりする。
セレス・アルバリシア
30歳、魔族、女性。
魔族の中でも吸精種という美形揃いの種族の1人。ヴィーの第三夫人であり、フランの母。パッツンパッツンのセクシーダイナマイツ。きっとフランにも引き継がれるはずだ。
帝国情報局という情報統括部の局長を務めている。
現在進行形でフランにゼンを篭絡する方法を教えているのだが、フランは今一つピンと来ない。
かーちゃん、教えていることが高度すぎるんや。
バルド・アルバリシア
名前だけ登場、アルバリシア帝国第一席。
これまた17歳くらいの男性。イアンと比べると色々少し劣る。
神界で増えた人?
サクヤ
上級神アズリンドの唯一の使徒。
だったのだが、アズリンドの神としての昇進にともない、進化して正式に分霊となった。
元々居たのだが、喋れるようになったので、名前を付けた。ゼンが。
今のところ何をするでもなく神界をうろうろしている。
無個性・無感情のはずなのだが、どう考えても個性的で感情がある件について、アズリンドを含む神々が突っ込みを入れている。
今のところ、章間のみで登場ということになると思われる。
※矛盾が生じた場合、変更を行う可能性があります。
第三章の開始は4/15ですが、投稿時間は6:00にしてみようと思います。




