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詩集<君に届け!>

産声をあげろ!

作者: papiko

人生をやり直したいなら

泣き叫べばいい


だってさ

そうだろう?


俺たちがこの世の中に

放り出された時

最初にしたことじゃないか


人はそれを産声と呼ぶ


なら、もう一度生きなおすなら

泣き叫べよ


声がかれるまで

涙がかれるまで


嵐のように

泣き叫べ


それがすんだら

飯をくいな


腹いっぱいくって

寝ちまいな


過去も未来も

全部捨てて

眠りたいだけ眠ればいい


それがすんだら

朝日を見ろ

空を見ろ

月を見ろ

花を見ろ

海を見ろ


空っぽになった自分を見ろ

何も持たない自分を見ろ


そしたらもう一度飯をくえ


消えない過去は背負いなおせ

望む未来を思い描け


ほら、最初の一歩だ


さあ、産声をあげろ!





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― 新着の感想 ―
[一言] あぁ……って納得させられちゃいました。 あと、流れるよう読めたので非常に読みやすかったです。 さて。 泣け叫んで飯を食おう。
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