表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
55/63

49 斬殺

『変化』を使い、水の中でも呼吸できる様な状態にする。

特に体に変化はないが、水に浸かってもまったく息が辛くなる事は無かった。

喉に軽い違和感があることから、喉の辺りが変わったのだろうが、それを追求している時間はない。


再び『変化』を使い、手の足にひれの様な物を作り出し、水泳の要領で突き進む。


「おりゃぁっ!」


スカレアは一旦後退したところに割り込み、手のひれから出した鉤爪で思いっきり切りつける。ここは下手に技能を使わずに、物理的に倒した方が得策だと判断した結果だ。

カキンという音と共に、魔物は弾かれた様に飛んでいく。やはり、防御力も高いのか大した怪我は見えないが、一旦考える猶予はできた。


普通の単発の攻撃じゃ、ほとんど痛手を負わせる事はできないだろう。だが、連続して攻撃を加えられるような技能は水中では使えないのがほとんどだ。

電撃もスカレアがいるから使えない。正常な状態だったら避難してくれるだろうが、暴走状態では碌に話は聞かないだろう。あの状態は……敵を殲滅するまで続く。


「ならっ!」


鉤爪を変形させて、二つの大きな鋏に変える。

水中でも使えて、なお且つ継続的な攻撃が可能な武器。それは、単発ヒットの刃や金槌などではなく、両方から挟み込み続ける武器。


狙いを定めて、一気に突き出し、そして力を込めて閉じる。ガキンといつもより硬い音が響き、みしみしと軋む様な音も同時にひびく。

暴れる魚を無理やり押しとどめ、力を込めて潰そうとする。


「おりゃぁぁぁぁぁぁぁっ!」


最後と言わんばかりに力を一気に込める。

ピシリという、割れる音が響き……魔物は二つに割れた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ