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紅い雪  作者: ミンチ
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1章 出会い

憲兵から追われている身の女性 マフィニカ ローランド

そしてまた憲兵と鬼ごっこを繰り広げていると突如謎の女性と出会う

何やら怪しげな雰囲気を醸し出しているが…


 人混みを無理やり押し退け追手から逃げる

 

 群衆をようやく抜け思わず歓喜の表情が浮かぶがすぐ壁に潰される


 よろめき、ふと壁を見上げるとアイボリーの髪色をしたこの街に似つかわしい女性

 

 まさに運命が立っていた


 プロローグ


魔法が飛び交い異形の魔物が住まう、まさに異世界

 

そんな世界の北東の街「ドラグマ 」大地は雪で化粧され人々も冷風に身を震わせている

 

しかしそんな活気さえ失わせる寒さの街の中でもまるで育ち盛りの子供のように、人を無理やり退かせ自身を走らせている雪には似合わない深紅の長髪をなびかせる女性が居た

 

「ちィ…どこまでもどこまでもッ…!」

 

そんな小言をつぶやく彼女の少し後ろには革の装備に包まれ胸には憲兵のバッチをつけた男が三人彼女の後を追っている

 

「待て!この裏切り者が!」

「容疑者は街の西門方面に逃走中!そっちに人を向かわせておけ」

 

 一人は彼女を威圧し、もう一人は青いオーラを放ち主の声を録音させ他の者へ伝える魔獣、伝書烏を空へ飛び立たせる

 

 しかし彼女はそんな言葉に耳を貸す暇もなくただガムシャラに足を動かす

 

 そしてこんな鬼ごっこも終わりだと言わんばかりにも人々の隙間が大きくなっていく

 

「ここまで来ちまえばこっちのもん…!」

 

 彼女の考えは正しく間もなく人の海から抜け涼しい風が肌を刺す、だがそんな余韻に浸れる余裕もなく何かに衝突し強くよろけてしまう

 

「っと危ねぇ…悪いな姉さん!」

 

 ふと衝突した物を見上げると何やら人の女性のようだだがこんな所でチンタラしていては憲兵に捕まってしまう、そうして二秒もせずに彼女の横を走り去る


 彼女の姿が横目に映り見えなかった顔が詳しく目に映る、顔は神様が右手で書いたようなアイボリーの髪をした絶世の美女、 この街に似つかわしく、もはやこの街に居ては勿体ないレベルだ

 

 このままナンパでもしたい所だったが仕方が無くそのまま過ぎ去り街の彼方へと消えていく

 

「…面倒のかかる…」

 

 アイボリーの髪をした女性はふとそう呟き街の西門へと向かっていく


 一方深紅の彼女は人の海を抜けても人とぶつかった事も忘れたように走り続けている

 

 彼女は後ろを振り向き憲兵がある程度離れていることを確認するとニヤリと怪しい笑みを見せ、憲兵も何かと思うと突然深くしゃがみ、何かと思う暇もなく民家の屋根へと飛び移る

 

 憲兵も人間離れした身体能力に目を見開き路地へと進路を変える

 

「アイツ…軽業師でもやってるのか…?!」

 

 そう悪態をつきながらも容疑者を捕まえる為深くへと走っていく、しかし彼女の事は既に通り過ぎており、憲兵達は無を追い続ける事になる

 

 深紅の彼女は滑稽な彼等を小さく笑いながら見送りこちらは民家の裏の雪に隠していたビール瓶を開け祝杯の構えだ

 

「クッハハ…! ほんっと…これだから無能の憲兵は面白い…」

 

 彼女の名はマフィニカ ローランド、何やら訳アリらしいお尋ね者だ


 路地裏で華があるとはとても言えない優雅な1杯やる時間を過ごしていたがそれも壊される


「随分お気楽じゃない、マフィニカさん?」


 鋭い目を声がした方向に向けるとアイボリーの髪色をした美女、つい先程逃げる時ぶつかった相手だ


「アンタさっきのヤツか……謝罪なら済ませたろう? 文句なら後で聞いて…」

「西南の森」


 アイボリーの彼女はマフィニカの言葉を遮って上記の単語だけを呟く、これには彼女もキョトンとしていたが一切の顔色も変えずにそのまま言葉を続ける


「逃げるならそこに来て、話すならそっち」


 そう言い残すと青白い光に包まれたかと思うと跡形もなく消えてしまう、マフィニカはこんな胡散臭い彼女を信用していいのかと疑惑があった


 だが野生の勘なのかはたまた面白そうなのか理由は分からないが一人西南の方角へと体を向かせビールを飲み干すとその向きへと走っていった、そして彼女の顔には何処か笑みが浮かんでいるようだった


――――――――――――――――――――――――――――

「西南の森」


 自慢の脚力であっという間に森に着くマフィニカ、相変わらず緑は白色に塗装され動物達もお互いで身を温めている


 しかしいつまで経ってもアイボリーの彼女は見当たらない


 もう日も暮れるだろうと感じ渋々帰路に体を向けるが後ろから声が聞こえる、しかしその声は低く野太い者で到底女の者とは思えない

 

「アイツ……! マフィニカだ!追え!」


 彼女にとっては見覚えのある制服、またもや憲兵の物だ


 あの女にハメられたと舌打ちをしながら体の向きは帰路から更に森奥へと変わる


だが足の速さで言ったら向こうは思い憲兵の装備をし、こちらは手ぶら、体力的に考えもこちらが有利だと思いこの選択肢を取ったのだろう


「(へっ…どうせアイツらが追いつける訳…)」


 そんな余裕の思いを打ち砕くかのように何やら不穏な音が鳴る


   パチュン


 風を切る鋭い音が耳に入ったかと思えば突如腹から全身に激痛が走る、脂汗が溢れ呼吸もままならなくなりなんだと腹をみると服に小さな穴が開きそこから赤黒いシミが服を染めていく


 なんとか痛みを耐え後ろを振り向くと憲兵2人が彼女に魔法の杖を向けておりその周りには鋭い石が浮いている


 ものの数秒で自分が向けられている危険を判断し前のめりになって走りを続ける、だがそんなことをしても魔法は止まらず風を切る音と共に背中に痛みが走る


 何も考えず足を動かしていると次足に着くはずの地が無い、痛みで頭が働かない彼女の頭ででも状況が分かる、崖に突っ込んだのだろう


 咄嗟に目を閉じると土を削る音と走りでは味わえない強い風が体にぶつけられる、もう脳が麻痺してしまったのか痛みを感じているような表情は浮かんでいない


 数分、もしくは数時間、もしくは数秒経ち目を開けると地に体が半分埋もれておりその周りの雪はマフィニカに説明するように赤黒く塗られている


「あぁ……こりゃ…死…」


 性別すら判別できない掠れた声を喉から捻り出すと何処からかザッザッと雪を潰す足音が聞こえる


「これはまた惨めね」


 目には誰かの足しか映っておらずこれでは分からないと思ったが耳から伝わるこの声からアイボリーの女性だと察しが着く


    パチュン


 先程聞いた音が耳に届く間もなくまた意識が暗闇へと消えていく

初めましてミンチと申します

衝動的に作ろうとなった本作品ですがAIチャットで自分が作ったキャラが予想の数倍は気に入ってしまいそれを小説にしました

今後も私の作品を楽しんで頂けたら嬉しいです


今回不穏な雰囲気だけど徐々に前が気になるから安心してねが

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