特訓 乱戦
「ジン!リディアに応援を!!」
「ああ!!」
「マリア!!前に出すぎだ!!」
「わかった!!」
イルが指示を飛ばす
それにみんな反応して動いている
が・・・
徐々にであるが押し込まれている
「おい!!イルもっと周りを見ろ!!」
イルに声をかけるがどうやらそこまでの余裕はないようだ
「・・・7匹でこの状態は・・・」
今いるのは
獣系のモンスターが7匹
基本突撃しかできないようなものばかり
だが数がそろうとその突撃もいい威力になる
その突撃の出足を読み抑え込むのはまだ経験がたりないのか
突撃を避けながら戦ってるので陣形がくずれている
仕方ないまずは
端末を取り出し画面にルルクの実をすべて補足
そして回収
「!?」
イルがなにか気づいたようだがそのまま動く
端からモンスターを始末する
いつもは蹴るどころだが
木づちがあるんで武器で攻撃を試してみた
「おら!!」
突撃ウサギはヒットした瞬間に消えた
「!?」
いつもならピクピクタイムがあるけど・・・
強力な武器だと即死するってことかな??
まぁ、いい
次だ!!
走り次を叩く!!
それを合計6回繰り返し
モンスターを消した
「はぁはぁ、走るのしんど・・・」
疲れた攻撃うんぬんより走るのがつらい・・・
「すご・・・」
リオンが口を開く
「おっさん、手を出さなかったんじゃないのか??」
イルがこっちに来ていう
「はぁはぁ・・・まぁ、もう一回やり直しだ・・・」
息を切らしていう
「やり直しって・・・てか、おっさん・・・つえぇけど体力ないのな?」
笑いながら言う
その言葉に周りも笑っていた
「うるせぇ~」
膝に手をついて返事を返す
しかし、これは本当に体力は何とかしないとな・・・
走りながらの攻撃はなにかと疲れるからな
「ふ~・・・」
一息ついて
「さて、みんな今のはどうだった??」
「どう?っておっさんが片付けただろうが??」
「それは最初に言った通り、助けに入った・・・それが今回の成績になるけど?」
「「「「「・・・」」」」」
みんな黙ってしまった
意味が分かったようだ今回はダメだったと・・・
「申し訳ないがあのままだと君たちは危険と判断した」
「「「「「・・・」」」」」
黙ったまま言葉を聞いている
「まずイル、周りを見れていたかい?」
「指示は出せていた!」
「それだと指示しか出せてないって言ってるようなものだけど?」
「それは・・・」
言い淀むイル
「リディアはどうだい?前衛は?」
「・・・大変でした」
「うん」
「ほかのみんなはどうだい?」
・・・
いちように浮かない顔だ
「正直思ったよりきつかった」
リオンが言う
「そうだよね?これは怒ってるわけじゃないのを理解してほしいんだけど」
みんなの顔が引き締まる
「まず、敵の数に押されてるよね?気持ちが?だから自分たちの持ち味が出せずにどんどん押し込まれる」
「そうだな・・・」
イルが言う
「数に押される気持ちはわかる・・・けどこっちも一人じゃない!!仲間がいる!!しんじるんだ!!」
「「「「「!?」」」」」
みんなはッとしたようだ
「後ろを信じ、横にいる者を信じる!そうすれば数の恐怖にかてるから!」
「「「「「はい」」」」」
「いい返事だ!!では二回目行く前に少し休憩な!」
そういうとそれぞれ水など飲み休憩する
その中、イルが近づいてきて
「おっさん?さっき赤い実を一瞬で消したよな?」
「ん?あれか?」
端末のことを言ってもわからないだろ・・・
「魔法・・・かな?」
「!?おっさん魔法が使えるのか!?」
「まぁ、みたいなもんだ・・・」
「おっさん見た目のわりにいろんなことできるのな!?」
・・・見た目て・・・
「ほら!イルも体を休めろ!次は前衛だからな!リディアに指示のコツを教えてやってくれ」
「わかった」
そういうとリディアに話に言った
うーん・・・
さて次だがモンスターの数を調整しようかな?
7匹をまず上手に片付けることができるようにしよう
「じゃ!いくから準備して!!」
「「「「「はい」」」」」
そういって配置につく
今回はイルが前衛にしている
では・・・
ドゴ!!!
パラパラ!!
実が落ちてくる
そしてモンスターが寄ってくる
今回は
突撃ウサギ
ウリウリボー
出刃リス
の三種類がぞれぞれやってくる
「いこう!!」
リディアが掛け声を上げて動き出す
「リオンはリスを相手して!!」
「おう!!!」
「マリア!ウサギが動く前に攻撃を!ジンはマリアが攻撃されないように石で威嚇して!!」
「「はい!!」」
「イル!!前衛がまあまり前に出ないように声掛けを!」
「わかった!!」
うん!!
良い指示だ!!
先よりみんなの動きもいいしこれは大丈夫だろ!!
そう思っているとモンスターがまた寄ってきた
「いいところだ!!今は少しだまってろ!!」
新しくくるモンスターを一時的に排除する
みんなは目の前の敵に集中しているが
イル、リディアの両名はこっちの動きに気づいたようだが
目の前の敵に集中をもどした
それでいい!
俺も調整して彼らのリズムを切らさないようにせねば!!
そのあと数分間戦い続けるという
ある意味部活のような練習を実行させる
彼らは硬さがとれ、実にいい動きをしていた
最後の方は数の調整をしなくてもうまく倒していた
「・・・これが某有名バスケ漫画の監督が言っていた成長を見る楽しみというやつか・・・」
しみじみ・・・
実を回収してモンスターが来るのを止め
みんなを集めた
「はぁはぁ・・・」
マリアが肩で息をしている
みんなもいちように疲れた様子だ
「今日はこれで終わりにしよう」
「ああ、わかった・・・」
イルも疲れてる
「一息いれたらドロップアイテム拾ってかえろ!」
「あい・・・」
疲れた声でジンがいう
「あの・・・」
その時にリディアがきた
「?どうした?」
「私やっぱり後衛の方がいいのでしょうか?」
「う~ん・・・」
正直、二回目はうまくいき型にはまった
じかし、だからといってリディアが前衛に向いてないとは言えない
「リディア?なんで前衛にこだわるの?」
「・・・わたしも守られるだけは嫌で・・・それで・・・」
「・・・今回は一回目はさっきも言ったように硬さがあった分うまくできなかったと思ってる・・・けど、リディアはまだ戦闘経験が少ない。それは言える。」
「やっぱりダメなんですね・・・」
悲しそうにするリディア
「勘違いしないでほしいのは、今はという点だから!今度からモンスターが少ない時を見てリディアも前で戦ってほしい。そうやって経験を増やせば大丈夫!」
「ホントですか!!」
「うん、みんなこれから覚えていくんだ!一回の失敗で落ち込むことないさ!」
明るく微笑むリディア
「ありがとうごさいます!私がんばります!!」
「そんなに気負わなくても大丈夫だから」
「はい!!」
うれしそうにみんなのところに戻るリディア
なんか・・・先生みたい・・・俺
「ほっほっほ~」
ホワイトブッターの気分でみんなのことを見守る
そんな今日だった




