5話 湊夜、魔法が使えるらしい。
ギ、ギリギリセーフだ…キャラのビジュアル?とか考えてたら遅くなりました…すいません…
「辺境の村にしては栄えていますね。」
「そうだな、近くに迷宮があるしな。」
今日は街で師匠とデート中!…という訳では無く、師匠とメイスに村を案内してもらった。
「あの大きな建物って何ですか?」
「あれは、ギルドの建物だよ。ギルドは依頼人と冒険者の依頼を仲介するところだよ。ソウヤも旅するならお世話になると思うよ。」
(あれがギルドか…アニメとかで聞くやつだな。それにしても大きいな。東京駅くらいありそうだ。)
「あ、そうだ。丁度いいしギルドで冒険者登録しとけばいいだろ。」
「え、もう作れるんですか?」
「ああ、一応15歳になればな。そうだ、メイスも一緒に作ってきな。そういえばまだだったろ。私はもう少し買い物するから二人で行きな。」
「はい。じゃあ一緒に作りに行こう!ソウヤ!」
「う、うん。行こうか。」
(す、すごくテンションが高い…楽しみにしてたのかな…?)
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「入口にたってみると凄いなぁ…」
「こんな大きな建物、この近くにはここしかないからね」
少し胸を張って言っている。
「じゃ、入りましょ!」
「うん、そうだね。」
カランッと音と共に扉が開く。
「中は以外にも綺麗だな。」
「そりゃ、毎日ギルドの職員が掃除してるからね。」
(ここまでしっかり掃除をしてるとは…マ〇クも見習って欲しいよ…。久しぶりに食べたくなってきた。)
「ん?何を考えてるの?」
「いや、何でもないよ。」
そんな会話をしてるうちに受け付けに到着。
「おはようございます!今日はなんの御用ですか?」
(この人綺麗な人だな…いい営業スマイルだ。マッ〇にも見習って欲しいものだな。)
「ん?何考えてるの…?」
(なんかさっきより聞き方が怖いですよ。お嬢さん。)
「いや、なんでも。今日は冒険者登録したくて来ました。」
「わかりました。先ず、氏名の記入をお願います。」
ええと、弓長湊夜っと…
「書き終わりました。」
「では、こちらのカードに魔力を注いでください。これで登録は完了します。」
そう言われて魔力を注ぐ。
「はい、ありがとうございました。簡単に説明させて頂きます。」
ギルドは階級がわかれているらしい。S>A>B>C>Dと大きく別れている。ただ、その階級の中にも階級があり、+>無印>-という感じらしい。他にも色々説明された。ギルド内での武力衝突は一対一ならOKで、複数対一はダメとか。ギルド内での衝突は個人の責任でということらしい。
「ありがとうございました。またのご利用をお待ちしております。」
そう言ってギルドをあとにした。
「ねえねえ、あなたのステータスどうだった?魔法適性とかもどうだった?」
「ん?ステータス?」
「え、魔力流してステータスって言うと見れるよ。」
(へえ。よくできたシステムだこと。せっかくだし見るか。」
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氏名︰弓長湊夜 年齢︰15
性別︰男 Lv.3 魔法適性︰〇
→闇魔法
─ステータス─
体力︰500
攻撃力︰400
物理耐性︰320
俊敏性︰425
魔法耐性︰325
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「まあ、こんな感じかな?」
(自分の弱さを見せつけてる気がしてならない…)
「え!?ステータス高!?魔法適性も闇って凄いよ!希少だよ!」
「そ、そうかな…そんなにすごくないと思うよ…?」
「私のを見ればわかるって!」
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氏名:メイス・クローズ 年齢15
性別︰女 Lv.10 魔法適性︰〇
体力︰480
魔力︰600
攻撃力︰320
物理耐性︰320
俊敏性︰430
魔法耐性︰400
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「魔力?僕のところにはないけど…」
「それは当然よ。魔族にしか魔腎臓はないんだから。人間族や獣人族は無いわよ。」
「魔力高いね。あれ?適正はあるのに魔法の種類は?」
「ああ、あっても魔法を使える人って結構少ないのよ。適性がない人の方が多いわね。」
「そういうものなのか。」
「そういうものよ。私体力には自信あったのにな…Lv.3に負けるなんて…どうしてそんなに高いの?」
「さ、さあ…?」
(やっぱり、異世界から来たから…かな?)
「おや、お前さんたち、登録は済んだのかい。」
「はい、師匠。」
「終わりました、おばさま。聞いてください。ソウヤは闇魔法の使い手でした!」
「ほう、これは魔法の訓練も必要だねぇ…帰ったら教えてやるよ」
「はい、ありがとうございます。」
3人は満足気に道場に帰った。
(う…今のままでも特訓は辛そうなのに…やることが増えた…)
一人違った。
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「人間族は魔族と違って詠唱しなければならない。だからソウヤ。私の言うことをやって見なさい。」
「はい、わかりました。」
「ではゆくぞ、『闇の精霊よ 汝に与えるは罰 憑依!』」
(えぇ…こんな恥ずかしいの言うの…)
「えと…いきます。んんっ……『闇の精霊よ 汝に与えるは罰 憑依!』……できてますか?」
「お、おう…できすぎてるよ…この魔法はな…相手に…バットステータスを与える魔法…なんだが…こんなに強いのは…始めてだの…うっ…」
「え、ええ!?ど、どうしたら!?」
「あ、ああ大丈夫だよ。そのうち…治るし…寝てれば…治…る…。……………………」
「え、ちょ、こんな所で寝るんですか!?だ、誰かー!師匠を運ぶの手伝ってー!」
運ぶのに30分もかかった。人に使う時はポーションでも持っておこう。と決めた湊夜であった。
この世界にもポーションはあります。
キャラについて
弓長湊夜
黒髪。髪は前髪が目にかからないほどの長さ。目の色は黒。身長は168cm。
館野和
髪は全体的に短め。黒髪。黒目。身長は182cm。でかっ。
遠山大輝
髪は焦げ茶色。髪型はナチュラルショート。目の色も焦げ茶色。身長は175cm。リア充っぽい。
影山一人&阿笠龍登
みなさんが想像するいじめ好きな人と同じ。
山崎千香
黒髪。髪型はショート。よく、日本から被ってたマリンキャップを被ってる。身長は146cm。目の色は黒。
メイル・クローズ
白髪です。髪型はポニーテールです。目の色は青色です。背の高さは148cmくらいです。
メイス・クローズ
金髪です。髪型はメイルより長めのポニーテールです。目の色は青。背の高さは155cmくらいです。
何か間違えてたらどうしよう…間違えてたら報告お願いします。