表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幼馴染みが僕を放してくれない  作者: ユウキ±
第一部
96/229

秘蔵コレクション

 紅羽を連れてこなかったのは嫌な予感がするから。

 ドアを開けると、僕の秘蔵コレクションを読む二人の姿があった。

 美優ちゃんは楽しそうに、凪咲ちゃんは顔を紅く染めながらチラチラ見ている。


「何してる?」

「鑑賞会、また新しいの増えてない?」


 鑑賞会、じゃねえよ。

 海斗ルートから仕入れた一番新しいコレクションをもっている。


「返せ」


 そう言って彼女から強引に奪いにかかる。


「誠一、美優いた~?」


 不味い!! 

 タイミングの悪いことに、紅羽が入ってきた。

 こちらの光景を見るや否や、紅羽は固まる。

 それはそうだろう、「幼馴染のあれやこれや」というタイトルの本を持っているのだから。


「紅羽、これはその……」

「いいの、誠一だって男だしわかってるよ」

 

 こちらに手を向け、そう言い放ち下に降りていく。


「…不幸だ」


 複数ある雑誌でこれを見られるなんて、不運という他なかった。


「なんか、ごめん」

「いいさ、だけどこれからは漁るのはやめてくれ」


 流石に申し訳なさそうな上目遣いで見てくる美優ちゃんに頭を撫でてそう言う。


「ふふっ」


 わかってくれたか……。


「お断りです♡」

 

 言い方がある忍なんよ。

 っというかそのゲームやってたのな。


「もういい、着替えるから下で待ってて」

「は~い、行こう凪ちゃん」

「う、うん」


 そう言って二人が下に降りると、制服に着替え下に降りると三人でいつものように雑談していた。

 女子にはこの程度の事、なんてことないのかな。


 僕は最高級に恥ずかしいけど。


「それじゃ、いこっか」

「あ、あぁ……」


 何事もなかったかのように話してくるが、僕としては逆に非常に気まずい。

 とはいっても、今言っても言い訳にしか聞こえないし……まぁ、いいわけなんだけど。


「お兄ちゃん行こう?」「誠一さん、行きましょう!」


 二人が両腕に抱き着いて僕を引っ張る。


「こけないでよ~」


 そんな事を言いながら、僕らは誰もいない家に向かって「行ってきま~す」と言って学校へ向かった。

 

「それじゃ、行ってきま~す」

「いってきます」

「ほい、気をつけるんだよ~」


 そう言って僕と紅羽、美優ちゃんと凪咲ちゃんは互いに学校へ向かう。

 今になって筋肉痛が徐々に襲ってくる。

 運動している時は、何ともないのにどうしてしばらくしてこんなにも痛みが増すのだろうか?

 これは、後で辛いかもしれない。

 そう思いながら、僕は学校へ向かう。

 学校へ着くころには、既に筋肉痛で歩くのが辛かった。


「っ……」

「筋肉痛来ちゃったか、どんまい!!」

 

 そう言って彼女は僕の背中を叩く。

 ふらつく身体をぐっと足で踏ん張る。

 

「ふぁ!?」

 

 痛みで変な声が出てしまった。

 

「おまっ、マジでやめろよな」

「ごめんごめん、教室に行こ」


 僕は先に行く紅羽を追いかけ教室へ向かった。

 

今回のお話はいかがでしたでしょうか?


 筋肉痛は皆さんどんな感じですか?

 運動した後、どのくらいで来ますか?

 僕は運動後に徐々にくるタイプなので誠一の気持ち少しわかります。

 数日後も辛いですよね~。


 続けば続くほど、どう表現したらいいか迷ってしまいます。

 表現がおかしい所があるかもしれませんが、温かい目で見てくれると嬉しいです。


 今回も表現について何かあれば指摘してください。

 まだまだ勉強中なので、どんどん意見を取り入れてより良い作品にしていきたいのでどんどん意見をお待ちしてます!!

 

 ブクマや評価もしていただけると励みになりますので、どうかご検討ください。

 け、決して5にしてほしいとかは言いませんが、出来れば5がいいななんて……。

 

 まぁ、純粋に評価をしていただけると僕は嬉しいです。

 それではまた次回、よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ