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幼馴染みが僕を放してくれない  作者: ユウキ±
第一部
86/229

そして再び

「いただきま~す!!」


 美優ちゃんはそう言うと、紅羽さんのお店の看板メニューのオムライスを口につける。

 口に入れた瞬間、蕩けるような顔で美味しそうにもぐもぐしている。


「これ、美味しい!!」

「それはよかった、ほら口についてるよ」


 そう言って店員さんが美優ちゃんの口を拭く。

 

「可愛い妹さんだね」


 そういう彼女はにこりと笑った。


「ありがと、お姉さん」

「どういたしまして」


 そう言うと、彼女は真ん中に戻る。


「お~い、美優ちゃん~」


 その声に店員さんと美優ちゃんが反応する。

 どうやら、みゆさんというらしい。

 

「奏ちゃんは?」

「少し遅れるって~」

「そうなんだ、ライブには間に合いそう?」

「そりゃ、間に合わないと今日入っている意味ないもん」


 そう言うと、奥の方からもう一人女性が現れる。


「奏ちゃん、おっす~」

「ごめん、補講で遅れた~」

「うん、とにかく間に合ってよかったよ~、準備はいけそ?」

「うん!! ばっちり!!」


 何か始まるのだろうか?

 二人は小さな壇上に上がると、彼女らの場所以外照明が消える。


 音楽が流れ始める。

 それを彼女らは歌い始めた。

 この時間に歌唱イベントがどうやら売りの様だ。

 

「皆、ついて来てる~!?」


 2人がそう言うと、「今日も可愛いよ~!!」「いい歌だ~!!」「すき~!!」等歓声があがる。


「それじゃ、皆ついて来てよ~!!」

「うおぉおぉぉぉぉ!!」

 

 狭い中で盛り上がっていた。

 そこにはカメラがあり、どうやら撮影しているようだ。


「画面の向こうの皆も見てる~!?」

 

 そう言ってカメラ目線で手を振っている。

 どうやらここ以外にも配信しているようだ。

 そうして歌が続き、終わると辺りが静寂に包まれる。

 

「どうでした~? びっくりしました~?」

「えぇ、なんていうか歌上手なんですね」


 彼女らの歌は普通の歌というより完全に引き込まれるライブだった。


「まぁ、練習したしね~」

「そうそう、紅羽……あぁ、店長ね……あいつマジで厳しいんですよ~」

「私は楽しいし、いいんだけどね~」


 そういう彼女の後ろに黒い影……店長の紅羽さん。


「聞こえてるよ~」 

「お、やべっ、紅鬼だ」

「誰が紅鬼じゃ」


 そう言いながら二人を見ると、そそくさと奥に消えていく。


「ライブどうだった?」


 二人が接客しているのを確認すると、僕達に問いかけてくる。 


「凄く上手かったです」


 正直、その辺のアイドルより歌が上手く、そして可愛かった。


「そっか、良かった」


 そう言うと、紅羽さんは「ごゆっくり」といって接客に戻った。 




今回のお話はいかがでしたでしょうか?


 続けば続くほど、どう表現したらいいか迷ってしまいます。

 特に今回、ちょっと迷いました。

 物語上この部分は消す可能性があります。

 予めご了承ください。

 今回も表現について何かあれば指摘してください。

 まだまだ勉強中なので、どんどん意見を取り入れてより良い作品にしていきたいのでどんどん意見をお待ちしてます!!

 

 ブクマや評価もしていただけると励みになりますので、どうかご検討ください。

 け、決して5にしてほしいとかは言いませんが、出来れば5がいいななんて……。

 

 まぁ、純粋に評価をしていただけると僕は嬉しいです。

 それではまた次回、よろしくお願いします。

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