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幼馴染みが僕を放してくれない  作者: ユウキ±
第一部
82/229

幼馴染みと日本橋

 そして6月4日



「今から向かうね」

「了解」


 レインにそう来たので、僕が返すとしばらくして駅前で紅羽がやってきた。

 

「ばれてない?」

「……多分……」


 彼女はそう言いながら苦笑いを浮かべる。

 紅羽は分かりやすいからな。

 

「まぁいいや、朝ご飯は食べたか?」

「ううん、まだ」

「ならどこかで食べていくか?」

「コンビニでいいよ」


 そう言って僕達は駅の上にあるコンビニで朝ご飯を済ませる。

 

「朝のコンビニのコーヒーって美味しいよな」

「確かに、目がさえるよね~」


 そう言って僕らは朝食を終えると、電車に向かう。


「開始が十時だから、先行ってどこかまわるか?」

「そうだね、先行って下見してから回ろ」


 そう言って電車に乗ると、流石休日……最初の方はドームのライブで、乗り換えで日本橋や難波・梅田に行く人たちで多かった。

 

「仕方ない……」

「え!?」


 僕は紅羽の手を握る。


「行くぞ」


 そう言って僕は彼女の手を引き、歩き出していく。


「大丈夫か?」

「うん、何とか……」

 

 そう言って何とか電車に乗るが、人がすし詰め状態だ。

 何とかつり革を持ち、反対側の手で紅羽を抱き寄せる。

 離れない様にとはいえ、流石に不味い。

 何せ、彼女の胸が当たっているのだ。

 心臓がどきどきしている。

 抑えろ。

 そう思っていると、彼女も僕の背中に手を回し抱きしめてきた。


「仕方ない、仕方ない……」

 

 ブツブツと何かを言いながら、僕に抱き着いていた。

 

「次は、日本橋~」


 そう言ってしばらくしてドアが開かれると、僕らは波に流されていく。

 そしてバラバラに皆分かれていくと、人が少なくなっていく。


「ふぅ……」

「危なかったね~」

「全くだ」


 何度来てもここは人が多すぎだ。

 

「それにしても、皆オタクなのかな?」

「んなわけあるか、仕事だよ」

「あぁ、メイド喫茶やアニメ漫画の専門店の店員か」

「それだけじゃないけどな」


 日本橋といえばアニメというイメージが強いが、三大電気街でパソコンや周辺機器などが有名どころだ。


「どういう事?」

「まぁ、色んな側面があるってこと」

「ふ~ん」


 そう言って僕達は周辺を散策する。

 

「私、あれ欲しい!!」

「やめとけ、ここだと取れないこと多いぞ」


 実際、ぼったくり店は多い気がする。

 全部ではないが、大抵こういうのは取れにくくしているが、ここは特に店が多いので気を付けなければならない。

 

「そうなんだ」


 そう言って歩いていると、ビラを配ったメイドがちらほら見えてくる。


「お、メイドさんだ~、可愛い服~」

「よかったら今限定でカップル割やってますよ~」

「カップル割だって~」

「行ってみるか……」


 何にせよ、安くなるなら大歓迎だ。

 そう思いながら、僕らはメイド喫茶に足を踏み入れるのだった。


 

今回のお話はいかがでしたでしょうか?


 続けば続くほど、どう表現したらいいか迷ってしまいます。

 これも試練ですね!!



 今回も表現について何かあれば指摘してください。

 まだまだ勉強中なので、どんどん意見を取り入れてより良い作品にしていきたいのでどんどん意見をお待ちしてます!!

 

 ブクマや評価もしていただけると励みになりますので、どうかご検討ください。

 け、決して5にしてほしいとかは言いませんが、出来れば5がいいななんて……。

 

 まぁ、純粋に評価をしていただけると僕は嬉しいです。

 それではまた次回、よろしくお願いします。

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