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幼馴染みが僕を放してくれない  作者: ユウキ±
第一部
78/229

幼馴染み襲来

「それじゃ、私帰るから」


 美優ちゃんとデートプランを決めると(ほぼ美優ちゃんの独断で決まった)、彼女は昼頃になりご飯を要求して一緒に食べ終えると帰っていった。

 部屋に残ったのは、四枚のデートプランがビッシリ詰まった一枚一枚別のデート用紙だった。

 この中から一つを選んでと言われた。

 どれを選べと言われても、最後には「告白♡」があるのでどれも選びたくなかった。

 告白ならとっくにしているし、何ならそれをして振られ今に至るわけだから告白した所であまり変わらないだろう。


 ピンポーン。

 家のインターホンが鳴った。

 美優ちゃん忘れ物かな?

 

「誠一~、ちょっと」

「は~い」


 母の声がして下に降りると、そこには美優ちゃんではなく紅羽がいた。

 いつものスポーティーな服装ではなく、白のワンピース姿だった。


「どうしたんだ、紅羽?」


 正直、綺麗というか花があったがまず第一声がそれだった。

 いつもの彼女とは正反対の服装なので、驚きというより心配が勝ってしまった。

 その発言を聞いてか、母が頭を叩く。


「この馬鹿!! ごめんね、ささっ上がって上がって」


 そう言って紅羽を僕の部屋に連れて行く。


「ごゆっくり~」


 そう言うと、僕の部屋から出ていく。

 そうして紅羽に目を向ける。

 それにしても、改めてみると可愛い。

 元が可愛いという事もあるが、ワンピースが着られている感じだった。


「急に押しかけてごめんね」

「うん、それにしても紅羽が来るなんて久しぶりだな」

「そうだね、中学以来かな」


 沈黙が流れる。

 話題か。

 何が良いかが見当もつかない。


「ちゃんと綺麗にしてるんだ」

「そりゃ、まぁ……」


 嘘である。

 つい先日、母があまりに汚い為、部屋の掃除が強制執行されたばかりである。

 紅羽の来る前も強制的に掃除されていたので、紅羽からすれば誠一は綺麗好きに思われている。


「変わってないな~」

「そうか?」

「うん、変わってない……あの頃と同じ」


 まぁ、模様替えとか僕はあまりしないので掃除さえきちんとすれば変わらないのは当然だった。


「誠一って今日一日暇?」

「うん、今日は特にすることはないかな」

「そっか……もし、もしなんだけど、今日どこか散歩行かないかな~って……あはは……」


 要はどこかに行きたいと彼女なりのお誘いだった。

 

「どこかって?」

「え、エイン!!」

「この前も皆で行ったじゃんか」

「今度は二人で行きたいの!!」


 近い近い近い。

 それに前かがみになっているせいか、目のやり場に困る。


「わかった、わかったから……準備するから下で待ってろ」

「うん、早くしてね」

 

 そう言うと、彼女は下に降りていった



今回のお話はいかがでしたでしょうか?


 続けば続くほど、どう表現したらいいか迷ってしまいます。

 これも試練ですね!!



 今回も表現について何かあれば指摘してください。

 まだまだ勉強中なので、どんどん意見を取り入れてより良い作品にしていきたいのでどんどん意見をお待ちしてます!!

 

 ブクマや評価もしていただけると励みになりますので、どうかご検討ください。

 け、決して5にしてほしいとかは言いませんが、出来れば5がいいななんて……。

 

 まぁ、純粋に評価をしていただけると僕は嬉しいです。

 それではまた次回、よろしくお願いします。

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