表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幼馴染みが僕を放してくれない  作者: ユウキ±
第一部
77/227

問い詰め&相談

「美優!!」


 バンッと大きな音を高らかにたて、私はビックリして起き上がる。

 

「!? 何!?」


 姉の紅羽の顔を見ると、暗くて見えないが不穏なオーラというか怒りのオーラが見て取れた。

 メッセージは消したはずだけど。


「これ、どういうこと!?」

 

 お姉ちゃんは電気をつける。

 表情が見える。

 頬を少し紅らめ、私を睨みつけていた。

 そして、お姉ちゃんはスマホを取り出しポチポチと打つとスマホを見せてくる。

 スマホを見ると、消したはずのメッセージの後にお兄ちゃんが「遊びに行く時間は何時にする?」

っと書かれていた。

 

「えっと……」

「説明して」


 これはかなりご立腹だ。

 ここで答えなければ、今後私のご飯や自堕落な生活が遅れなくなる可能性がある。


「正直に答えたら、許してくれる?」

「……内容による」


 それは、内容によっては私は処刑されるという意味だ。


「えっと、6月3日空いてるって聞いたよね?」

「うん、空けといてって言ってたね」

「これを見て」

「これって、博物館のチケット? もしかして……」

「……はい、お姉ちゃんとお兄ちゃんで行かないかな~って」

「何で私に言わなかったの!?」


 お姉ちゃんは私の方に顔を近づけてくる。


「それは……」

「それは?」

「お姉ちゃん、どうせ言ったって行く振りして友達と行きそうだなって……」


 正直、言った所で結局行く行くと言って友達と行きそうだ。

 ずいぶん前も卒業式にデートに誘うと言ってできなかったほどだ。

 

「行くわよ!! 行きたいわよ!!」

「なら、怒るのは違うくない!?」

「自分で誘いたかったの!!」


 そう言っても絶対に誘う事はないだろう。

 デートに誘おうとして失敗したのを私は何度も知っている。


「でも、出来て嬉しいでしょ?」

「嬉しいけど、恥ずかしい……」


 普段底抜けに鬱陶しいくらい明るいのに、こういう所は乙女とか……どこの正統派ヒロインだよ。


「そんなんじゃ、付き合った時大変だよ?」

「その時は、何とかなるでしょ」

 

 今現状どうにもならない時点で、絶対にどうもならない気がする。

 っというか楽観的な部分が逆なんよ。

 私の感じだけど、付き合うまでは楽観的で付き合ってからが色々悩むはずなのだ。

 まぁ、誰とも付き合ったことないから知らんけど。


「さよですか、じゃあお休み」

「待ちなさい」


 寝ようとして布団に包まろうとする私を阻止する。


「何?」

「誠一、どんな服装が好みかな?」

「知るか!!」


 そんな好み、私よりお姉ちゃんのほうが長くいるのだからから知っているはずだ。

 あ、でも……。


「清楚系の服が好みだった気が」


 幼馴染同人誌系でそういう系等が多かった気がする。


「清楚系ってどんな?」

「わかんない、ワンピースとかいいんじゃない? お姉ちゃんスタイルいいし」

 

 正直、時期的に無難な格好だ。

 

「ワンピースか……わかった」

 

 そう言ってお姉ちゃんは部屋を出ていく。

 なんとも騒がしい姉であるものだ。

 そうして私は再び眠りにつくのだった。

今回のお話はいかがでしたでしょうか?


 続けば続くほど、どう表現したらいいか迷ってしまいます。

 これも試練ですね!!



 今回も表現について何かあれば指摘してください。

 まだまだ勉強中なので、どんどん意見を取り入れてより良い作品にしていきたいのでどんどん意見をお待ちしてます!!

 

 ブクマや評価もしていただけると励みになりますので、どうかご検討ください。

 け、決して5にしてほしいとかは言いませんが、出来れば5がいいななんて……。

 

 まぁ、純粋に評価をしていただけると僕は嬉しいです。

 それではまた次回、よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ