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幼馴染みが僕を放してくれない  作者: ユウキ±
第一部
76/229

幼馴染み妹の策略

 話はある日曜日に戻る。

 皆でゲームを終えた後の話。


「それじゃ、私洗い物や洗濯しないと……美優もたまには手伝ってよ」

「私の将来は専業主婦を目指してるから~」

「専業主婦なら、余計にやらないといけないと思うんだけど?」

「いいんだよ、私はお金持ちの男と結婚する予定だから~」


 紅羽は溜息を吐き、呆れたような顔をして部屋を出ていこうとする。


「お姉ちゃん、スマホ借りていい?」

「いいけど、なんで?」

「いや、レティシア・オンラインのレベル上げてあげようかな~っと思って」 

「ふ~ん、別にいいけど」

 

 そう言って彼女は美優にスマホを渡すと、美優はロックを解除して彼女が居なくなったのを確認してレインを開く。

 ここにきてロックが掛かっていたが、同じ番号を入力すると解除する。

  

 これ、ロックの意味なくない?

 

 そう思いながら、誠一♡と書いてあるメッセージを開く。

 なんていうか、我が姉ながら好きな相手の名前に♡はどうかと思う。

 っというよりさっさと告ればいいのに。

 

 こういうことはする癖に、いざ誠一の前に立つとフライドチキンなのだから困ったものである。

 まぁ、出来ていればこんな事にはなっていないのだが。


 美優は誠一にメッセージを送る。


「今日はありがとう楽しかったよ」

「楽しめたならよかった、またやろう」


 既読が付き、メッセージが返ってくる。


「うん、またやろうね……ところでさ、今度どこか遊びに行かない?

「いいけど、どこ行く?」

「うんっと、どこにしよっか」


 どこにしようか……あ、そう言えば……。

 美優は押し入れからある物を取り出す。

 本当は凪咲と行く予定だったが、これはお姉ちゃんの為なので譲ることにした。

 明日辺りに誘う予定だったのでなんの問題もない。


「じゃあ、定番の博物館なんてどう?」

 

 そう送ると、既読が付いてしばらくたつ。

 お兄ちゃん、返信遅いな。


「美優ちゃん?」


 何故分かった!?

 否、落ち着け……もしかしたらブラフかもしれない。

 文字だけでわかるなんてもはや夫婦の領域を超えている。

 絶対にわかるはずないのだ。


「ううん、紅羽だよ……それよりどう? いけそう?」

「まぁ、予定があえば」


 美優はチケットの期限を見る。

 チケットには6月3日と4日と書かれていた。


「お姉ちゃ~ん、次の土日休み~?」


 姉の紅羽に確認を取りに向かう。


「うん、土曜日は休みだよ~」

「わかった~、その日あっけといてね~」

「どこか行きたいの?」

「うん、博物館に行きたいんだけど、凪ちゃん用事で来られなくて」

「そういう事か、わかったわ」


 なんという変わりようだろうか。

 いつもなら自主練で無理と言われるので美優は内心驚いていた。

 美優は確認を取り、再び紅羽のレインで誠一にメッセージを送った。 





今回のお話はいかがでしたでしょうか?


 続けば続くほど、どう表現したらいいか迷ってしまいます。

 これも試練ですね!!

 それにしても、あのロック意味があるのでしょうか?

 最初にロック解除できるのなら意味ない気がするのですが……。

 後美優ちゃんはどうしても二人をくっつけたいようですね。


 今回も表現について何かあれば指摘してください。

 まだまだ勉強中なので、どんどん意見を取り入れてより良い作品にしていきたいのでどんどん意見をお待ちしてます!!

 

 ブクマや評価もしていただけると励みになりますので、どうかご検討ください。

 け、決して5にしてほしいとかは言いませんが、出来れば5がいいななんて……。

 

 まぁ、純粋に評価をしていただけると僕は嬉しいです。

 それではまた次回、よろしくお願いします。

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