幼馴染みの策略
更新が滞ってしまい、申し訳ありません。
これから再開していきますが、なるべく早く投稿しますのでよろしくお願いします。
「誠一、そこ間違ってるよ」
「え、どこどこ?」
場所は紅羽の家。
急に美優ちゃんから用事があると言われ、家に来たはずなのだが……どうやら、無理やりに地獄の勉強会が開催された。
油断していた。
入学してから、紅羽の強制勉強会が無いので流石に高校生になって廃止になったと油断していた。
家に入るなり、海斗に確保されて今に至る。
何故教科書やその他の勉強道具があるかって?
僕が知りたい。
恐らく前日に美優ちゃんが家に来たときだろう。
用意周到である。
「ここだよ、数式間違ってる」
「お、本当だ」
少し計算が間違っていた。
道理で答えがわからないわけだ。
「~~~!!」
美優ちゃんは勉強で頭がパンク寸前なのか、ひたすら唸っている横で相沢さんは勉強を行っている。
「美優、教えてあげるから来な~」
そう言うと、美優ちゃんは紅羽の方へ向かい勉強を教えてもらっている。
「紅羽、ちょっといい?」
「うん? ちょっと待ってね」
「紅羽ちゃん、後でこれいい?」
「いいよ~」
紅羽はそう言って日和と高田さんの方も教えている。
紅羽は勉強が出来るだけでなく、教えるのも上手い。
僕もその恩恵でこの高校に受かったといっても過言ではないのだ。
「紅羽様~!!」
およよ~っと日和は紅羽をあがめている。
紅羽はそれに何事かと動揺していると美優ちゃんや高田さん、海斗や僕もそれに乗っかる。
「怒るよ!? 誠一!!」
「なんで僕だけ!?」
そんなことを言いつつ勉強を続け、夕方になった。
久しぶりに休みの日に勉強して頭が痛い。
知恵熱ならぬ知恵頭痛だ。
美優ちゃんはいつもの元気は何処へやら、終わるなり真っ直ぐに寝ころんでいる。
「さて、パーティー始めるよ~」
そうして、紅羽は奥からお菓子の山を取り出す。
「飲み物取ってくるから、皆はくつろいでおいて」
「じゃあ、僕も行くよ」
「んじゃ、俺も」
僕と海斗は荷物持ちとして紅羽についていく。
「それじゃ、今日はお疲れ様!! かんぱ~い!!」
そして、飲み物を運び終えると、宴が始まった。
それぞれが互いに楽しく談義している。
そうして、しばらくしてお菓子やゲームをしたりして時間が経ちお開きになる。
食べ終えた物をビニールで仕分けして片付ける。
「それ、間違ってるよ!!」
そう言って日和は細かく指示を出す。
彼女は几帳面なようで、掃除に一切の妥協はなかった。
そして再び掃除を終えると、美優ちゃんは再びその場に倒れ伏している。
「それじゃあ、私達は帰るね~」
そう言って僕達は紅羽の家を出て帰宅した。
今回のお話はいかがでしたでしょうか?
続けば続くほど、どう表現したらいいか迷ってしまいます。
これも試練ですね!!
今回も表現について何かあれば指摘してください。
まだまだ勉強中なので、どんどん意見を取り入れてより良い作品にしていきたいのでどんどん意見をお待ちしてます!!
ブクマや評価もしていただけると励みになりますので、どうかご検討ください。
け、決して5にしてほしいとかは言いませんが、出来れば5がいいななんて……。
まぁ、純粋に評価をしていただけると僕は嬉しいです。
それではまた次回、よろしくお願いします。




