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幼馴染みが僕を放してくれない  作者: ユウキ±
第一部
64/229

本選お疲れ様会

 そうして試合は進み続け、紅羽は三回戦で敗退してしまった。

 結果はベスト16掛けで負けてしまった。

 他も月島先輩以外は一回戦敗退だった。

 月島先輩も準々決勝で第3シードに負けてしまった。

 そして三時くらいにミーティングを行い、解散となった。

 帰宅をするもの、準決勝の試合を見る物にわかれた。


 紅羽は当然の如く、全試合を見て回った。

 因みに綾辻さんも三回戦で負けてしまっていた。


 残るは当然の事ながらトップ4が残っていた。

 そのまま試合は進み、今回の試合は第三シードで綾辻さんの先輩が優勝を飾った。


 そうして僕らは帰りの支度を済ませ、会場を後にすると皆でお疲れ様会という名の夕食を食べに行った。

 紅羽の希望で焼き肉が食べたいとのことで焼き肉屋になった。

 僕と紅羽と美優ちゃんで反対側に日和と高田さんが座っていた。


「飲み物、何がいい?」

 

 僕が端なので、当然の事ながら飲み物を取りに行こうとする。


「私も行く、自分で選びたいし」

「わ、私も」

「それじゃあ私も」

「それじゃあ、戻ってくるまでここに居るよ」

「え、じゃあ私も」

「はいはい、美優ちゃん一緒に行こうね~」


 そう言って美優ちゃんの両肩を掴み、彼女を連れて行く。

 二人きりになった。


「何食べよっかな~」

「食べるのはいいけど、ほどほどにしろよ」


 彼女は焼き肉になると加減を知らず食べ過ぎて、僕が家まで運ぶことが多かったのでくぎを刺しておく。


「食べ放題なんだから、倍食べないと損じゃん」

「損というか、そのせいで僕は被害喰らってんだけど?」


 運ぶにしてもほんの稀に身体に彼女の嘔吐物を浴びることがあるので彼女が損しない場合、僕が損をするのだ。

 っというか、よくよく考えればよくこんなのを好きになったな。

 普通、ゲロかけられたら千年の恋も冷めるだろう。


「うぅ、大丈夫だよ」


 それ、毎回言ってるけどな。

 そう言うと、皆が戻ってくる。


「紅羽は何にする?」

「私も自分で選ぼっかな」


 そう言うと、僕達はドリンク場へ向かう。


「私はこれにしようかな」

「じゃあ、僕はこれにしよっと」


 そう言って互いに好きな飲み物を入れる。


「そう言えば誠一、勉強はちゃんとしてる?」

「さ、飲み物をいれたし、戻るか」


 中間試験の事はしっかり忘れていた。

 っというか忘れるようにしてた。

 目を背けたかった。


 紅羽の目から急に光が失われた気がした。

 僕は紅羽から逃げるように席に戻る。


「皆に相談があります」

「戻ってくるなりどうした? 紅羽なら中間試験余裕でしょうに」

「どこかの誰かさんの留年の危機なので、勉強会を開催したいと思いまして」


 そう言って僕の方に視線を向ける紅羽をよそに僕は白飯を見ている。

 

「私は別に構わないよ、紅羽の家に行ってもいい?」

「私も」

「おっけ~、それじゃあ決まりね」


 僕にも聞いてくれませんかね?

 まるで僕は参加決定(強制)みたいじゃないか。


「それじゃあ、お肉焼こう!!」


 そう言って互いにお肉を焼き、焼き肉を楽しんだ。

今回のお話はいかがでしたでしょうか?


 続けば続くほど、どう表現したらいいか迷ってしまいます。

 これも試練ですね!!

 

 今回も表現について何かあれば指摘してください。

 まだまだ勉強中なので、どんどん意見を取り入れてより良い作品にしていきたいのでどんどん意見をお待ちしてます!!

 

 ブクマや評価もしていただけると励みになりますので、どうかご検討ください。

 け、決して5にしてほしいとかは言いませんが、出来れば5がいいななんて……。

 

 まぁ、純粋に評価をしていただけると僕は嬉しいです。

 それではまた次回、よろしくお願いします。

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