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幼馴染みが僕を放してくれない  作者: ユウキ±
第一部
60/229

幼馴染みの抽選

「本選の選手の皆さまは抽選を開始しますので、受付前まで集合お願いしま~す」


 しばらくして、本部の人が言いながらこちらの奥の方までやってきた。


「それじゃ、行きますか」


 紅羽の学校の本選出場者は四名。

 紅羽こと暁紅羽、月島篝、それに三年の鈴木先輩に田中先輩の四人だ。

 会場に向かうと、ある程度見知った顔が多かった。

 

「次は暁さ~ん、引いてくださ~い」

「行ってくる」


 紅羽の順番はブロック15で本選免除者の10人なので25番目だ。


「20番ですね~」


 そう言って二十番と書かれているトーナメント表に名前が記入される。

 相手はまだ決まっていなかった。


「次、綾辻奏さん」

「はい」


 そう言って紅羽の方を見た後、彼女は念を込めるようにくじを引く。

 紅羽と戦いたいのだろう、選ぶのに少し時間があった。

 彼女が用紙を取り出すと、31番だった。

 

「おっと、私の方に来たか~」


 月島先輩の一回戦の相手は綾辻さんになった。

 綾辻さんは悔しそうな顔で戻っていく。

 そうして、皆くじを引き終わるとトーナメント表が完成する。


 紅羽の一回戦の相手は端的に言え、勝てる範囲の相手だ。 


「それじゃあ、行ってくるね~」


 そう言って田中先輩が試合へ向かう。

 紅羽と月島先輩は控えにいた。

 

「私達はアップに行ってくるよ」


 そう言って二人はアップに行くと、僕と美優ちゃんは留守番をする。


「ねぇ、お兄ちゃん」

「うん?」

「荷物番しとくから、お姉ちゃんの方行って来たら?」

「僕が行ってどうにかなるわけじゃないし、その体勢で言っても説得力無いよ?」


 美優ちゃんの体勢は僕の膝の上に頭を乗っけているので、彼女の言葉の矛盾が酷い。


「お、誠一君だ」


 声のする方を見ると、高田さんと日和が居た。


「誠一君がいるって事はここであってるみたいだね」

「うん、そうみたい」

「二人はどうしてここに?」

「紅羽の試合を応援しに来たの」

「そうなんだ」

「紅羽は何処へ行ったの?」

「試合の前だから、準備運動に行ってるよ」

「そうなんだ、じゃあ戻ってくるまでここで待ってようかな」


 そう言って日和は美優ちゃんとは反対の方に座る。


「はじめまして、私は椎名日和……そしてこの子は高田郡っていうの、私の事は日和でいいよ」

「初めまして、高田郡っていうの……郡でいいよ」

「暁紅羽の妹、美優です」

「美優ちゃんって呼んでいい?」

「お好きにどうぞ~」


 そう言って彼女はスマホをバッテリーに刺して鞄の中に入れる。

 きっと充電が無くなってきたのだろう。

 紅羽達が戻ってくるまで四人で雑談をしながら、紅羽が戻ってくるのを待つのだった


今回のお話はいかがでしたでしょうか?


 続けば続くほど、どう表現したらいいか迷ってしまいます。

 これも試練ですね!!

 今回も表現について何かあれば指摘してください。

 まだまだ勉強中なので、どんどん意見を取り入れてより良い作品にしていきたいのでどんどん意見をお待ちしてます!!

 

 ブクマや評価もしていただけると励みになりますので、どうかご検討ください。

 け、決して5にしてほしいとかは言いませんが、出来れば5がいいななんて……。

 

 まぁ、純粋に評価をしていただけると僕は嬉しいです。

 それではまた次回、よろしくお願いします。

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