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幼馴染みが僕を放してくれない  作者: ユウキ±
第一部
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オタクの戦場

 目的駅に着くにつれ、人が増えてきた。

 僕達は隅により、僕が壁になる。

 

「人、込んできたね」

「うん、そうだね」


 そうしてアナウンスで目的駅に着く。


「二人とも、離れないように手を掴んで」

「了解であります!!」「は、はい!!」


 僕が彼女達の前に手を出すと、美優ちゃんが右手、相沢さんが左手を握ってくる。

 僕はそのまま二人の方を見ながら、人混みをかき分けていく。


「すみません、降りま~す!!」


 入れ替わりで入ろうとする人たちが、少し待ってくれる。

 何とか降りると、僕達は改札に向かう。

 そして、僕らは改札を出て合流する。

 改札は複数ありばらける為、比較的人の少ない改札へ向かった。

 目的地から遠いが、二人が迷子になるかもしれないので遠くにした。


「それじゃあ、いこっか」

「うん、そうだね~」


 そう言って再び手を繋ぎ歩き出す。


「相沢さんは何が買いたいの?」

「え、えっと……これです」 

「あぁ、これか……」

「はい、このグッズが欲しくて」


 このグッズの原作のアニメは魔法少女ものだ。

 とはいっても日朝のアニメのように夢のある魔法少女ではなく、現実的で救いを求める魔法少女達の物語だ。


「まなかちゃん、欲しいんです」


 ずいぶん前の映画放送から時間が経っているのでここくらいしか置いていないだろう。


「可愛いよね、まなかちゃん」


 相沢さんが好きなキャラは主人公だ。

 健気で可愛くて、普段は内気な少女だが仲間思いツインテールの女の子だ。


「はい!! 健気で可愛くてそれでいて仲間思いで最終回なんて私泣きそうになってみてそれで新作の方ではある意味救いのある話で……」


 スイッチが入ったのか、めちゃくちゃ早口で彼女は喋る。

 彼女は息を吐く間もなくしゃべり続けたせいか、息を切らしている。


「また、凪ちゃんの悪い癖出てるよ?」

「えと、あの……すみません!!」


 美優ちゃんがそう言うと、相沢さんは僕と美優ちゃんを交互に見て顔を真っ赤にしながら謝ってくる。


「本当にそのキャラ好きなんだね」

「うぅ……」


 彼女は恥ずかしそうにしながらこちらを見てくる。

 そんな話をしながら歩いていくと、目的の場所に着く。


「ここが、み~ちゃんの言ってた所?」

「そう!! 凄いでしょ?」

「う、うん……なんていうか、おっきい」


 入り口前に複数の人だかりが出来ている。

 

「あちゃ~、これは出遅れたか~」


 開店して間もないが、すでに人が一杯いた。

 

「仕方ない、中に入るよ」


 そう言って相沢さんの手を握り、中に入っていた。

 それはまるで漫画で見たバーゲンセールに命を懸ける主婦並みの圧を感じた。

 そして、僕達は中に入り、商品を選ぶと会計を済ませるのだった。









 今回のお話はいかがでしたでしょうか?


 こうしたらいいよとかアドバイスをしていただけると、取り入れながら頑張っていきたいと思います。

 

 ブクマや評価もしていただけると励みになりますので、どうかご検討ください。

 け、決して5にしてほしいとかは言いませんが、出来れば5がいいななんて……。

 

 まぁ、純粋に評価をしていただけると僕は嬉しいです。

 それではまた次回、よろしくお願いします。

 

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