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幼馴染みが僕を放してくれない  作者: ユウキ±
第一部
36/229

唐突なる参加者

「うん、わかった~」


 意外とあっさりだった。


「じゃあ、日曜行けそう?」

「うん」

「じゃあ、日曜日で」

「ありがとう」

「ううん、いいよ……昼ご飯も追加で許す」

「君、僕を破産させる気か?」

「バイトして貢いでよ、中学生はお金がないんだから」

「見返りは?」

「私の笑顔? それとも……」

「いい、聞きたくない」


 なんとなく言いたそうなことわかったので、言わせないようにした。

 そう言ってゲームを続ける。


「美優~、私もゲームさせて」

「ほいよ~、お兄ちゃんいるけどいい?」

「いいよ~、誠一もいい?」

「いいよ」


 そう言って彼女が加わる。

 なんていうか、紅羽がゲームをするなんて珍しかった。


「お姉ちゃん、そっち行ったよ~」

「えぇ!? ぎゃ~!!」

「お姉ちゃんうるさい」


 そう言いながら、続けている。

 

「紅羽~、そっちにいるかも」

「え!? ぎゃ~!!」


 そう言って再び彼女のキャラは死亡する。

 その度に、僕は彼女に蘇生アイテムを施す。

 

「ごめんね、誠一」

「慣れてないんだから仕方ないさ」


 そう言ってなんだかんだ時間が過ぎる。


「そろそろ寝るよ、明日は何時に行けばいい?」

「11時からだから、30分前の10時半でいいかな?」

「おっけ~」

「私もいっていいかな?」

「でも、美優ちゃんは運動苦手じゃないの?」

「別に苦手じゃないよ、ただアウトドアが嫌いなだけで」


 それ、只の運動嫌いなのでは。


「まぁ、美優ちゃんが行きたいのなら紅羽もいい?」

「うん、いいよ~」

「それじゃあ、丁度クエストも終わった事だし寝ますか」

「うん、お休み」

「お休み~」「お休み」


 僕はログアウトボタンを押して電源を落とす。

 さて……。

 明日の準備をする。

 ラケットのガットを確認する。

 ガットの方は……大丈夫そうだな。

 ガットを見て網目のつなぎ目にささくれが無いことを確認する。

 これなら、打った時に端っこのガットが当たって切れる以外は大丈夫そうだ。

 靴は……うん、ピッタリだ。

 服も用意した、明日バタバタすることはなさそうだ。

 後は、十分な睡眠をとれば明日の準備は完璧だ。


 レインから連絡が入る。

 二人からだった


「明日、楽しみにしてるね」

「明日は覚悟しててね、お兄ちゃん」


 紅羽は分かるが、覚悟しててねはおかしいだろ。


「うん、久しぶりで楽しみだよ」


 紅羽にはこれを送り。


「心してかかるよ」


 美優ちゃんにはこれを送った。


 ……寝るか……。

 

 そうして僕は就寝準備を済ませ、布団に入り明日に備えた。


今回の作品はいかがでしたでしょうか?

 

 おかしな点があればご指摘いただけると幸いです。

 サブタイトルに悩み、結局こうなりました。

 何かいいタイトルあれば教えてほしいです。


 多数問題があるでしょうが、少しずつ直していきますので皆さん応援よろしくお願いします!!


 よろしければ、ブクマや評価とレビュー?というものをしていただけると励みになりますので、どうかよろしくお願いします。

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