睡眠不足の僕と悪戯好きの幼馴染 誠一視点
幼馴染みが僕を放してくれないを読んでいただきありがとうございます。
この話だけの方も今まで読んでくださっている方達の応援でここまで書くことができてます!!
これからも頑張っていきますのでどうか応援よろしくお願いします。
ブクマや評価をもっとしていただけるように頑張ります。
それでは、本編をお楽しみください。
うん、眠れな~い!!
紅葉があんなこと言うから昨日と違って意識して眠れない。
同じ見た目であんなこと言うなよ、全く……。
緊張しているからか、隣で紅葉の寝息が聞こえる。
「ねえ誠一」
「……なんだ?」
「せいちゃんって呼んでもいい? ほ、ほら恋人だし、あだ名で呼びたいなぁ~なんて……」
あだ名か、それは……いいな。
恋人らしいというかなんというか、そういう特別な呼び方はなんだかいいなと思った。
「そりゃいいな、僕は紅羽の事は何て呼べばいいんだ?」
紅葉は二つ人格がある、紅葉の呼び方を考えないといけないだろう。
「私、紅葉の名前でも羽じゃなく葉っぱの方なんだよね、だから皆がいる時は紅、二人っきりの時は葉って呼んでよ」
「わかった、紅ちゃん」
「はい、違いま~す。 今は2人っきりで~す」
「よ、ようちゃん?」
「よ・う!!」
「よう」
「よろしい」
そういうと彼女はふふっと笑いかけた。
なんか、手玉に取られているような気がする。
「あ、紅羽の方は羽ちゃんって呼んであげて」
「羽?」
「うん、あの子は羽の方だから羽ちゃん」
そういうと、後ろの方で布の切れる音がすると、何か柔らかいものが僕の背中に触れる。
これは……!?
「ちょ、紅葉!?」
「紅葉~?」
紅葉は更に身体を寄せてくる。
「葉、くっつきすぎだって!!」
「いいじゃん、誠ちゃんだって嬉しいでしょ?」
揶揄ったような声が聞こえてくる。
こいつ、楽しんやがるな!?
「いい加減に……うぉ!?」
バランスを崩し、ベッドから落ちて目が覚めると、紅葉が覆いかぶさっていた。
暗闇に光る綺麗な瞳でじっとこっちを見る。
「ねぇ、誠ちゃん……キス、しよっか」
その瞳はゆっくり近づいてくるにつれて潤んでいるのがわかると、彼女は綺麗な瞳を閉じる。
そして僕の唇に柔らかい紅葉の唇が当たる。
「これ、いいね……羽がはまるのも納得かも……」
耳元で彼女は息を荒らしながらつぶやいた。
「誠ちゃん……」
両手で僕の顔を掴むと、再びキスを交わしてきた。
先程とは違い、唇に触れるだけじゃなく次第に激しさを増していく。
「……誠ちゃん……しよっか?」
紅葉の言葉に僕の胸が高鳴る。
駄目なのはわかってる……わかってるのだが……抗えない。
「ベッド、戻ろっか」
「あ、あぁ……」
そうして紅葉が僕の上から退いてくれる。
危なかった、あのままだったら誘惑に負ける所だった。
僕は深呼吸をし、ベッドに戻るのだった
今回のお話はいかがでしたでしょうか?
紅葉と紅羽でまるで性格と恋愛の進め方が違いましたね。
積極的な性格の紅葉と基本受け身の紅羽、どっちも良きですね!!
今回はこの感じをどう表現したらいいか迷ってしまいました。
色んな表現が難しく、後日書き直す所存なのでお許しを~!
これからも応援していただけるように頑張っていきますのでどうかよろしくお願いします。
今回も表現について何かあれば指摘してください。
まだまだ勉強中なので、どんどん意見を取り入れてより良い作品にしていきたいのでどんどん意見をお待ちしてます!!
ブクマや評価もしていただけると励みになりますので、どうかご検討ください。
け、決して5にしてほしいとかは言いませんが、出来れば5がいいななんて……
まぁ、純粋に評価をしていただけると僕は嬉しいです。
それではまた次回、よろしくお願いします。




